土屋太鳳と百田夏菜子に向井理が「似ている」、「約束のステージ」セットに驚き

読売テレビ開局60年スペシャルドラマ「約束のステージ～時を駆けるふたりの歌～」の囲み取材が茨城・市民ホールとよさとで行われ、キャストの土屋太鳳、百田夏菜子（ももいろクローバーZ）、向井理が出席した。

本作は1970年代に放送されていた読売テレビ制作のオーディション番組「全日本歌謡選手権」をモチーフに、歌手になることを夢見るヒロインの奮闘と成長を描く物語。歌手を目指しながらも、その夢をあきらめかけている主人公・小沢翼を土屋、翼がタイムスリップしてしまった1975年の東京で出会う大空つばさを百田が演じ、1曲しか売れなかった元歌手で翼とつばさの才能に気付く津島浩一郎に向井が扮した。

1月21日に行われた取材会にて、向井は、土屋と百田を「年齢や身長など外見的なことも含めて似ている」と評し、「本番以外の時間は、そんなに1日中しゃべることがあるのかと思うくらい、2人でずっとしゃべっています（笑）」と現場での様子を明かす。土屋は向井について「スタイルがよすぎて、（百田と）2人ですごく驚いて笑ってしまいました」と述べ、百田も「マンガの世界の人が出てきたような非現実的なスタイルのよさで、なぜか笑っちゃうんです」と同意。百田が「初日に2人で『どうしてそんなに身長が高くなったんですか』と聞いたんです。そのときに『牛乳を飲んでた』って教えてもらったので、あれから毎日牛乳を飲んでるんですが、一向に伸びないんです」と語ると、向井は「もう遅いよ！」と笑いながらツッコミを入れた。

本作では「全日本歌謡選手権」のステージには欠かせないターンテーブルが完全再現されており、3人は「実物は見たことないけど、写真で見た通り！」と口をそろえる。土屋はターンテーブルに立った感想を「私は陸上をしていたんですが、ターンテーブルに立った感覚は陸上のスタート地点のようで、もう走るしかないという覚悟を決める感じが似ています」と述べ、百田も「ターンテーブルが回る瞬間は心臓がバクバクして、今まで味わったことのない緊張感でした！ 緊張している顔はマジな感じだと思います（笑）。実際につばさと同じ気持ちになりました」と興奮気味に話す。向井は「舞台袖から見ながら、翼とつばさがどういうモチベーションとメンタルで立っているのかなと思い、子供たちをステージに上げる親心のような変なドキドキ感がありました」と振り返った。

佐々部清が監督を務める「約束のステージ～時を駆けるふたりの歌～」は、2月22日21時より読売テレビ、日本テレビにて放送。

読売テレビ開局60年スペシャルドラマ「約束のステージ～時を駆けるふたりの歌～」

読売テレビ・日本テレビ 2019年2月22日（金）21:00～