女優・真瀬樹里による殺陣ワークショップが、11月29日から12月7日に東京・銀座九劇アカデミアにて開催される。
野際陽子を母に、
真瀬は「殺陣はスポーツではありません。殺陣はお芝居です。それを“やりたい”と思える方のご参加をお待ちしております」とコメント。また深作欣二の息子である映画監督・演出家の
女優・真瀬樹里 殺陣ワークショップ
2018年11月29日(木)、30日(金)、12月6日(木)、7日(金)東京都 銀座九劇アカデミア
料金:2万5000円 / 学生 2万円
真瀬樹里 コメント
殺陣とは、命のやり取りを表現する究極の芝居である。
私はそう思っています。
一手一手はセリフであり、手と手の間は行間であり、その全てに芯と絡み、絡み同士の心のキャッチボールがある。
その全てにドラマがある。
それを表現できないと、ただ振り付けを覚えて、動き、合わせるだけの踊りになってしまう。
それではつまらない。
そしてそれを思う通りに表現できるようになる為には、相当な肉体や技術の訓練が必要なのです。
今回のワークショップでは、限られた時間ではありますが、前述したような事を皆様に味わってもらえるような稽古をしたいと思っております。
最後は立ち廻りをひとつ完成させて、楽しかった! 気持ちよかった!という経験をしてもらいたい。経験者には、今まで味わったことのない緊迫感や一体感を体験して欲しい。
殺陣はスポーツではありません。
殺陣はお芝居です。
それを“やりたい”と思える方のご参加をお待ちしております。
深作健太 コメント
「世界に通用する、日本のアクション俳優を育てる。」
それが千葉真一さんと、父・深作欣二の夢だった。
「キャメラを回す時、英語だと
レディ・アクション!って言うだろ?
アクションていうのは〈演技〉の事なんだよ。」
キラキラした瞳で、千葉さんは5歳の僕に語っていた。
千葉さんの膝の上には、まだ3歳の真瀬樹里が乗っていた。
周りには、千葉さんが育てたJACのメンバーがいた。
みんなキラキラした瞳で、未来の自分を夢見ていた。
あれから何十年も経った。
JACにいた真田広之さんはハリウッドへ旅立った。
多くのメンバーもまたそれぞれの夢を叶えていった。
親父も野際さんも、もういない。
だけど、今ここに真瀬樹里はいる。
みんなの意志を受け継ぎ、
世界に立ち向かう、自分の殺陣と演技を創り上げている。
貴重な機会だから是非、体験して欲しい。
代を重ね、鍛えられて強くなる、日本映画の〈剣〉を。
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千葉真一の映画作品
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植松 俊 @ShunUematsu
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