土曜ナイトドラマ「あなたには渡さない」の試写会が、本日11月2日に東京・テレビ朝日本社にて行われ、キャストの
本作は連城三紀彦が1996年に発表した小説「隠れ菊」を、「ストロベリーナイト」「四月は君の嘘」の脚本家・龍居由佳里が現代版にリメイクしたドラマ。料亭「花ずみ」の御曹司である板長・上島旬平のもとに嫁ぎ、専業主婦として平穏な日々を送る通子のもとに、夫の愛人と名乗る女・矢萩多衣が現れたことから愛憎劇が幕を開ける。
通子役の木村は「(自分の)いろいろな面をすごく引き出していただいた。ドロドロしたドラマなのに現場は軽快で楽しいです」と話し、多衣役の水野は1話を観た感想を「ナレーションのインパクトがすごいなって思いました。セリフは文学的な言葉が多いんですけど、演出や音楽で裏の感情を濃厚に匂わせる濃い感じに仕上がってましたね」と述べる。
通子に思いを寄せる笠井芯太郎役の田中は「エンタテインメントになってるし、話はドロドロはしつつも、さわやかでさっぱりしてる。効果音にびっくりして『あ、こっちか(笑)』と路線がわかりました」と笑顔でコメント。萩原は自身が演じた旬平について「何言ってんだ……ってことばかり言ってましたね(笑)。リアリティがない言葉に聞こえますが、でも人って本音だとああいうものでは」と語った。
撮影現場の様子を尋ねられた水野は「佳乃さんと哲司さんとは子供の話になる。佳乃さんとは本番直前まで『今日夕飯何作る?』『あのレシピには味噌を足すとおいしいよ』とか話してます」と明かし、田中は「お二人は子育ての先輩なんでいろいろ教わっています」と続けた。田中と萩原は「とにかく本番での切り替えがすごい」と木村を称賛。水野が「朝から一番元気で、誰よりも大きな声で『おはようございまーす!』って挨拶されるんです。すごいエネルギーだと思います」と感嘆すると、萩原も「現場にパパッと花が咲くんですよ」と話す。
1話で通子と多衣が対面するシーンについて聞かれた木村は「すごく緊張しました。水野さんは1つのセリフをニュアンスを変えておっしゃるので勉強になります」と答え、水野は「普段人にぶつけない感情を出すので楽しい。木村さんは天真爛漫で明るくて、こんなに憎み難い人はいないので、そこに一番苦しんでます」とほほえんだ。
最後に木村は「スタッフ、キャストともども心を込めてがんばっております。元気に明るくドロドロしたいと思いますので、よろしくお願いします」とメッセージを伝え、イベントは終了した。
植田尚とYuki Saitoが演出に名を連ね、青柳翔(劇団EXILE)も出演する「あなたには渡さない」は11月10日よりテレビ朝日系で放送。
土曜ナイトドラマ「あなたには渡さない」
テレビ朝日系 2018年11月10日(土)スタート 毎週土曜 23:15~24:15
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