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台湾の同名映画を2000年代日本を舞台にアレンジした本作は、気楽な高校生活を過ごす主人公・水島浩介と、優等生のクラスメイト・早瀬真愛の恋愛模様を描いた作品。浩介役の山田は「今日が初日というのが不思議な気分で、3年くらい遠距離してる彼氏彼女に会う!みたいな。楽しみなんだけど何話していいかわかんないみたいな」と思いを吐露するも、男性陣から「ちょっとわからない」と反応が起き、早速会場を和ませる。真愛役の齋藤が「無事公開されてうれしいんですけど、映画初出演ということで自分に対する不安が大きかったので公開されないことになんないかなって……」と控えめに話すと、山田は「なんてことを! なんてことを!」と齋藤のほうを向き慌てた様子を見せ、「素晴らしかったですよね!」と会場に問いかけると拍手が起きた。
長谷川は「心を込めて撮った7人の表情、お芝居はどうでしたか。彼らはこれから間違いなくいろんなところで活躍するので、あの映画に出てたなと思い出していただけるとうれしいです」とメッセージを伝える。続いて、それぞれが好きなシーンを発表することに。「真愛の回想シーンが好き」と言う山田が、会場に「(一連のシーンで)泣けた人?」と問いかけると多数の手が挙がる。山田が「めっちゃうれしい!」と高いテンションで喜び、ガッツポーズを掲げるさまがツボに入ったらしい齋藤は後ろを向いて笑いをこらえる。一方、齋藤は「山田さんが雨の中自転車に乗って叫ぶシーンは美しい」と回答し、松本は「海でみんなが横になって座り、将来の夢を語り合うシーンは撮影中からいいシーンだなと思いました」と話した。
次に、タイトルにちなんで「追いかけたいか、追いかけられたいか」という質問がキャストたちに投げかけられる。山田と齋藤だけが「追いかけられたい」に挙手し、その理由を問われた山田は「追いかけるの疲れちゃう。学生時代から追いかけてたし、5回くらい告白したことある」と明かし、「人が好きだから人全員に対して重い。作品に対しても重くて、家帰るとズン……てなるんですよ」と語った。齋藤は「どっちも嫌というか……。追いかけることはできないけど、追いかけてもらったら申し訳なくなる」とポツリ。それを受けて山田が「関わらないでってこと?」とツッコむと、「そんな冷たい感じではないですけど。そっとしてって……」と述べ、会場に笑いを起こした。
最後に齋藤は「楽しい雰囲気と同時に、戻らない時間は美しくてはかなくて大切なんだなって伝わったと思います。ご自身と重ね合わせていただけたらなと思います」、山田は「関わった人たちすべてが報われる映画にしたいと思ってやらせていただきました、“キミオイ”の輪が広がっていけばいい。今日からこの映画の応援隊長は皆さん1人ひとりなので声を大にしてたくさんの人に薦めていただければ」とそれぞれメッセージを伝え、イベントを締めくくった。
「あの頃、君を追いかけた」は、全国公開中。
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