レバノン映画「
第74回ヴェネツィア国際映画祭でカメル・エル=バシャが男優賞を獲得した本作は、キリスト教徒であるレバノン人・トニーとパレスチナ人・ヤーセルの口論がやがて裁判沙汰となり、国家を揺るがす騒乱へと発展していく物語。トニーをアデル・カラム、ヤーセルをエル=バシャが演じた。メガホンを取ったのは、クエンティン・タランティーノ監督作にアシスタントカメラマンとして参加していた
YouTubeにて公開された予告編には、自動車修理工場を営むトニーと住宅補修の現場で働くヤーセルが街中で諍う姿や、裁判でトニーがヤーセルに「金はいらん、謝罪してほしいだけだ」と主張するシーン、2人の弁護士が「自らの民族と歴史を貶められたら反発するのは当然」「誰もが過去に傷を負って生きている」と述べる様子が切り取られている。
「判決、ふたつの希望」は8月31日より東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国にて順次ロードショー。なおドゥエイリは8月上旬に来日する。
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ジアド・ドゥエイリの映画作品
リンク
- 「判決、ふたつの希望」公式サイト
- 「判決、ふたつの希望」予告編
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木村草太 @SotaKimura
こちら、レバノンの映画です。8月31日公開です。お勧めです。
欲しいのは謝罪だけ、レバノン人とパレスチナ人の法廷劇「判決、ふたつの希望」予告 - 映画ナタリー https://t.co/gWSWm8NElj