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レバノンを舞台とする本作は、キリスト教徒であるレバノン人・トニーとパレスチナ人・ヤーセルの間に起きたいさかいが裁判沙汰となり、国家を震撼させる騒乱へと発展していくさまを描く物語。クエンティン・タランティーノ監督作にアシスタントカメラマンとして参加していた
映像に収められているのは、暴言を吐いたトニーに暴力を振るい被告となったヤーセルの正義感や公平性を、弁護士のナディーンが説くシーン。ナディーンは「被告は残忍なのではない。不正な行いが許せないのです。原告が発した暴言を明かさなかった」「トニーの言葉で被告は極度に苦しみ、襲いかかった」と熱弁し、刑法をも持ち出して野次が飛び交っていた法廷を静まり返らせる。
「判決、ふたつの希望」は東京・TOHOシネマズ シャンテほかで公開中。なお本作は公開当初の全国4館から、50館に上映規模を拡大している。
ジアド・ドゥエイリの映画作品
リンク
- 「判決、ふたつの希望」公式サイト
- 「判決、ふたつの希望」本編映像2
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映画ナタリー @eiga_natalie
弁護士の熱弁に法廷が静まり返る「判決、ふたつの希望」本編映像 https://t.co/5tWL5LOB2C https://t.co/j9BG8pk8aO