「へばの」「愛のゆくえ(仮)」の
本作で描かれるのは、東日本大震災から数年後の日本を舞台にした、2人の男と1人の女を巡る物語。ある与党の政治団体でもあり、新興宗教団体でもある“種子の会”で育った3人が、理想と現実の間で揺れるさまがつづられる。自らの信念を疑いながらも団体の中で生きる則夫と大和、そして団体を離れシングルマザーとなった慈が、かつて失踪したカリスマ・森山に会いに行くことで、目を背けていた何かを取り戻そうとする。
撮影・制作には、「ひかりのおと」「愛のゆくえ(仮)」のスタッフが集結。脚本は、批評家の杉田俊介らをチームに加えて3年がかりで執筆された。音楽は北村早樹子が担当し、
「息衝く」は東京・ポレポレ東中野ほか全国で順次公開。
ポレポレ東中野 @Pole2_theater
木村文洋の新作「息衝く」公開決定、宗教団体で育った男女が理想と現実に揺れる - 映画ナタリー https://t.co/AZxSv6gsiy