動物を合法的に殺すトロフィーハンティングの実態に迫る、U・ザイドル監督作公開

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ウルリヒ・ザイドルの監督最新作「サファリ」が、2018年に日本公開される。

「サファリ」

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「サファリ」

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「パラダイス:愛」「パラダイス:神」「パラダイス:希望」の3部作が、それぞれカンヌ国際映画祭、ヴェネツィア国際映画祭、ベルリン国際映画祭のコンペ部門に選出されたザイドル。彼の新作が日本で公開されるのは、同3部作以来4年ぶりとなる。

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本作は、今やアフリカ諸国の一大観光資源となった、毛皮や頭部だけを目的に動物を狩猟するレジャー“トロフィーハンティング”を題材にしたドキュメンタリー。ドイツとオーストリアからナミビアにやってきたハンターたち、ハンティングロッジを経営するオーナー、そしてサファリをガイドする原住民たちを追うことで、野生動物が合法的に殺されている問題を取り上げていく。第73回ヴェネツィア国際映画祭、第41回トロント国際映画祭、第29回東京国際映画祭に正式出品された。

また世界各国の映画監督たちも、本作へコメントを寄せている。ミヒャエル・ハネケは「常識を超えた豪快で革新的な表現方法に経緯を評する」、ヴェルナー・ヘルツォークは「私はザイドルほどには地獄の部分を直視していない」と話し、ジョン・ウォーターズも「(ライナー・ヴェルナー・)ファスビンダーが死に、神は我々にザイドルを与え給うた」と評した。

「サファリ」は2018年1月末より東京のシアター・イメージフォーラムにて、2月より大阪のシネ・リーブル梅田ほか全国でロードショー。

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(c)Vienna 2016

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