野生動物を合法的に殺すハンターとナミビア原住民追う「サファリ」新ビジュアル

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ウルリヒ・ザイドル監督作「サファリ」の新たなビジュアルが到着した。

「サファリ」新ビジュアル

「サファリ」新ビジュアル

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「サファリ」は、毛皮や頭部だけを目的に動物を狩猟する“トロフィーハンティング”を題材にしたドキュメンタリー。ナミビアで狩猟を行うハンターたちと、彼らをサファリへと案内する原住民の姿を通し、野生動物が合法的に殺されている問題に迫っていく。

「サファリ」新ビジュアル

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ザイドルは「見られる物としての登場人物、それはしばしば唾棄すべき、嫌悪感をもよおす存在なのだが、その彼らに観客がどうしようもなく自分自身を見出してしまう。その転倒こそ、この映画の逃れられない魅力なのだ」と本作をアピール。また「FAKE」などで知られる映画監督の森達也は「もしも80年前にデジタルカメラがあったなら、ホロコーストのドキュメンタリーはこんな質感を持っているかもしれないと考える。人はこれ以上ないほどに身勝手だ」とコメントを寄せた。

「サファリ」は1月27日より東京のシアター・イメージフォーラムほか全国にて順次公開される。

ウルリヒ・ザイドル コメント

見られる物としての登場人物、それはしばしば唾棄すべき、嫌悪感をもよおす存在なのだが、その彼らに観客がどうしようもなく自分自身を見出してしまう。その転倒こそ、この映画の逃れられない魅力なのだ。

森達也 コメント

もしも80年前にデジタルカメラがあったなら、ホロコーストのドキュメンタリーはこんな質感を持っているかもしれないと考える。人はこれ以上ないほどに身勝手だ。

森直人 コメント

人間の業と欺瞞の間をどこまでもぶっ刺していく鋭利な意見。閲覧注意ながら絶対必見!

纐纈あや コメント

アイロニーの効いた演出と映像美が最後に映し出したものは、他のいのちを搾取し続ける人間という“わたし”の姿だった。

小出祐介(Base Ball Bear)コメント

「自分は善いことをしている」と語る人の、みっともなさよ。美しく冷静な画面作りが、さらに彼らをスベらせている。

姉崎正広 コメント

……衝撃だった。命とは何なのか……

山口未花子 コメント

動物との繋がりを分断する非常に危険な行為。

内澤旬子 コメント

200年前の貴族のようなゲームとしての狩猟。それをよしとしている人が同時代にいることが信じられない。

ヨシダナギ コメント

私たちの欲望や生活が動物のうえに成り立っている。

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(c)Vienna 2016

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獣医師広報板 @mukumuku_vets

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