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「第九」をバレエで表現、東京公演の舞台裏追う「ダンシング・ベートーヴェン」予告

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振付家モーリス・ベジャールが手がけた「第九交響曲」の舞台裏を捉えたドキュメンタリー「ダンシング・ベートーヴェン」の予告編が、YouTubeにて公開された。

ベジャールの没後10年を記念した本作は、モーリス・ベジャール・バレエ団と東京バレエ団、指揮者ズービン・メータ率いるイスラエル・フィルハーモニー管弦楽団の共演が生み出した「第九交響曲」東京公演の裏側を追ったもの。ダンサー、オーケストラ、合唱団、総勢350人が参加し、ベートーヴェンの第九をバレエで表現した。予告編には芸術監督ジル・ロマンが「“ひとつになれ、人類よ!”それが『第九』のメッセージだ」と語る様子や、さまざまなバックグラウンドを持つダンサーたちの練習風景、ダンサーの妊娠、けがといったアクシデントが切り取られている。

「ベジャール、そしてバレエはつづく」のアランチャ・アギーレが監督を務めた本作。彼女は「バレエ団を間近で追い続けるという仕事は、時を重ねるほど特別なものとなってきています。まるで映画『6才のボクが、大人になるまで。』のように、カメラの前で歳月が流れていくのです。ベジャールがいたから、ダンサーは飾り物の真似事をやめて自分自身をさらけ出し、人間らしい知性と勇気を表現できるようになりました」とコメントを寄せる。アギーレは11月中旬に来日する予定だ。

「ダンシング・ベートーヴェン」は、12月23日より東京のヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて順次公開。なおモーリス・ベジャール・バレエ団は11月に3年ぶりの日本公演を行う。

(c)Fondation Maurice Bejart, 2015 (c)Fondation Bejart Ballet Lausanne, 2015

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