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本作は、小さなサーカス団でマジシャンの助手を務める女性オリアアキを主人公にした物語。アキ役の桜井は「自分の思っている世界観やストーリーは観てくださる方々によって変化していくものだと思うので、自由な解釈のできる映画になるのではと思っています」、アキの恋人カイト役の高橋は「二宮監督の頭の中にある世界観がボンッと出てきたような作品。オリアアキという1人の人間の成長譚になっています」と本作をアピールした。
現在25歳の二宮は、本作で商業デビューを飾った。高橋は二宮との撮影を振り返り、「細かいオーダーはありませんでした。現場に入って、まずはお芝居を見せて、そこから一緒にどう作っていくか話し合いました。二宮監督は細かく言わないで少しずつ道を作っていく作業をする。そういうのがうまいんです」と語る。
28歳の満島は、「あまり同世代の監督と仕事をしたことがなかったから、いい出会いをさせてもらった」と笑顔。そして「こんなにも楽しそうに映画を撮っている監督がいるっていうのがすごくうれしかった。そして周りのスタッフさんたちがこの若者に全精力を費やす。あの現場のあり方は、これからの日本映画がもっともっとよくなっていくんじゃないかという希望だった」と熱く語る。「これからもどんどん勝負していきたいと思います!」と宣言する満島に、すかさず「一緒に!」と声をかける二宮。満島が「高橋さんもぜひぜひ参加してくださいね!」と言うと、高橋は「置いてきぼり食うかと思った……(笑)。よろしくお願いします!」と安堵の表情で答えた。
本作では、アキの生きてきた中でもっとも輝いていた日々が切り取られていく。それにちなみ、登壇陣も自身がもっとも輝いていたのはいつだったかを発表することに。高橋が「今ですね。常に今を更新しておきたいと思います」と言うと、その直前に「今この瞬間を常に切り取る人生を生きていたい」と答えていた満島は、観客の反応を見て「同じ答えでも反応が全然違う!」と自虐発言で観客を笑わせる。
最後に順番が回ってきた二宮は、キャストたちの発言に茶々を入れていたこれまでの言動と打って変わって、「自分にとって映画館と言えば観る場所だったけど、今日こうやって見せる側にきた。こうやって積み重ねていくことで、観ていた時間も輝いていくんだろうな」と真面目に回答。本作については「映画館で観る喜怒哀楽のジェットコースターみたいな映画を目指しました。その中でも皆さんの日常や普遍的なところにも届く映画になっていると信じています」と呼びかけた。
「THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTY-リミット・オブ・スリーピング ビューティ」は、10月21日より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。
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__ @yanagi_____1
一足お先に観させて頂きました!めっっちゃ面白かった!最高だった、
見終わった後、口が勝手にめっっちゃ面白かった!って3回言った! https://t.co/ibi0S8v2ab