迫害と闘ったジプシー・ジャズの創始者描く「永遠のジャンゴ」予告編公開

ジャズギタリスト、ジャンゴ・ラインハルトの知られざる物語を描く「永遠のジャンゴ」の予告編がYouTubeにて公開された。

ジャンルを問わず後世のギタリストに多大な影響を与えた、ジプシー・ジャズの創始者ラインハルト。第2次世界大戦下のフランスを舞台とする本作では、ナチス官僚が集う晩餐会にて演奏することを命じられたラインハルトの苦悩が映し出される。ラインハルトを演じるのは「預言者」「アランフエスの麗しき日々」のレダ・カテブ。

予告編は、満員のミュージックホールでラインハルトが喝采を浴びながら演奏するシーンからスタートする。だが次第に戦況は激しさを増し、ジプシーであるラインハルトは家族や仲間のためナチス官僚の前で演奏を披露することに。映像ではラインハルトの代表曲「Minor Swing」などを聴くことができる。なお本作に使用されている楽曲の演奏は、ギタリストであるストーケロ・ローゼンバーグ率いるトリオが担当した。

エチエンヌ・コマールが監督を務めた「永遠のジャンゴ」は、11月25日より東京・ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国で順次ロードショー。