映画ナタリー - 最新映画ニュースを日々配信

「新宿スワンII」綾野剛は海のような存在、久保田悠来が語る「気を抜くと溺れる」

1801

左から綾野剛、久保田悠来。

左から綾野剛、久保田悠来。

新宿スワンII」の横浜凱旋舞台挨拶が、本日1月29日に神奈川・横浜ブルク13にて行われれ、キャストの綾野剛久保田悠来が登壇した。

和久井健のマンガをもとに園子温がメガホンを取った本作は、女性に水商売を斡旋するスカウトマンたちの争いを描く「新宿スワン」シリーズの最新作。主人公の白鳥龍彦を綾野が演じ、久保田は龍彦の同僚で突然新宿から姿を消してしまった洋介役を務めた。

久保田が「剛は海みたいな存在。芝居でなんでも返してくれる。寄せては返す波、しかも泳がせてもくれる。でも、気を抜くと溺れてしまうんです」と評すると、綾野は「うまいなあ」と照れ笑い。また綾野は、「もし『III』があるとしたら、洋介は更生して、俺(龍彦)の近くに絶対いるから」と断言した。

観客とのQ&Aコーナーでは、「もし女優さんだったとしたら、どの女性キャラを演じたいですか?」という質問が。キャバクラ嬢がコンテストで歌唱するシーンを挙げ、久保田が「『津軽海峡・冬景色』を歌ってみたいです(笑)」と回答すると、綾野が「龍彦が『うまいな』って言うやつね。あれ、台本にはなかったんですが、自然と出てきてしまって、それが使われてました(笑)」と裏話を明かす。そんな綾野は、同じ質問に「1回ぐらいは小栗(旬)の妻(山田優)になってみたい(笑)。地に足が着いていて、『II』では今まで以上に優しくて、本物の女ですね!」と答えた。

続いて、綾野へ「『I』での山田孝之さん演じる秀吉と、『II』での浅野忠信さん演じる滝とのバトルシーン、心境の違いはありましたか?」という質問が上がる。綾野は「山田に関しては公私ともに仲良くしているので、顔を見ていなくてもどんな芝居をしているかわかるんです。実は山田には別の役でオファーしていたんですが、本人が『剛とぶつかる秀吉がいい』と言って秀吉を選んでくれました。浅野さんは世界で戦っている方なので、その差を感じながらも、一生懸命向き合って何かを盗み取りたい、そう思うことの連続でした」と語った。

最後に綾野が、ロケ地である横浜の観客に向けて「横浜はロケに寛容で、撮影も問題なく進みました。この作品は女性の姿、美しさや儚さも描いていますので、友人や家族にそれを届けていただけたらと思います」と話し、イベントは終了した。

(c)2017「新宿スワンII」製作委員会

映画ナタリーをフォロー