ジョン・ハートが77歳で逝去、「エレファント・マン」や「ハリポタ」シリーズに出演

英国の俳優ジョン・ハートが膵臓がんのため1月27日に逝去したことをIndiewireなどが報じた。77歳だった。

ハートは、アラン・パーカーの「ミッドナイト・エクスプレス」、リドリー・スコットの「エイリアン」などに出演。その後、デヴィッド・リンチが監督を務めた「エレファント・マン」で特殊メイクを施し主人公ジョン・メリックを演じた。近年は「ハリー・ポッター」シリーズ、ジム・ジャームッシュによる「オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ」、ポン・ジュノの監督作「スノーピアサー」などで存在感を放ち、2015年にはエリザベス2世よりナイトの爵位を授かった。

「エレファント・マン」に製作として関わり、監督作「メル・ブルックス/珍説世界史PARTI」「スペースボール」などでハートと仕事をしたメル・ブルックスは自身のTwitterに「素晴らしい才能だった。誰も彼のように記憶に残るエレファント・マンを演じることはできない。彼はその作品を永遠のものにした」と投稿。「オックスフォード連続殺人」で共演したイライジャ・ウッドも自身のTwitterで「とても悲しい。あなたが働く姿を見れたことは、本当に光栄なことでした」と追悼している。

なおハートの出演作「ジャッキー／ファーストレディ 最後の使命」が3月31日に公開される。

（情報提供：Indiewire.com / IFA / ゼータ イメージ）