ウィル・スミスらキャスト集結「素晴らしきかな、人生」ワールドプレミア開催

「素晴らしきかな、人生」のワールドプレミアが現地時間12月12日にアメリカのジャズ・アット・リンカーン・センターにて行われ、キャストのウィル・スミス、ヘレン・ミレン、エドワード・ノートン、ナオミ・ハリス、監督のデヴィッド・フランケルが登壇した。

「プラダを着た悪魔」で知られるフランケルがメガホンを取った本作は、スミス演じる広告代理店の代表ハワードを軸にしたヒューマンドラマ。最愛の人を亡くし人生を見失ったハワードの前に、3人の奇妙な舞台俳優が現れることからストーリーが展開していく。出演にはケイト・ウィンスレット、キーラ・ナイトレイ、マイケル・ペーニャも名を連ねた。

スミスは「人生にはクソみたいなこともある。でも、この作品は非常に大きなものの見方を教えてくれた」と述懐。先日、自身の父を亡くしたことに触れ「父の残された時間を一緒に過ごしていた。とてもつらいことだったけど、その時間は映画と同じテーマでもあり、学ばせてもらったよ」としみじみ話す。

水色のドレスとコートを着て登場したミレンは、スミスとの共演について「本当に光栄で素晴らしかった」と振り返る。またノートンは、自身の役柄が1946年の映画「素晴らしき哉、人生！」で主演を務めたジェームズ・スチュアートを彷彿させるものであると明かした。

そしてフランケルは「この映画を観て大切な人を思い出してほしい」とファンに向けてメッセージを送った。

「素晴らしきかな、人生」は、2月25日より東京・丸の内ピカデリーほか全国にてロードショー。