竜星涼と須賀健太が「シマウマ」続編に意欲、監督「2人のラブストーリー撮りたい」

映画「シマウマ」のDVD発売記念イベントが本日11月8日、東京・書泉ブックタワーにて行われ、キャストの竜星涼、須賀健太が登壇した。

本作は、小幡文生の同名マンガを原作にしたR15＋指定のバイオレンスアクション。依頼者が他者から受けた屈辱を代理で解消させる“回収屋”の世界を描く。竜星が回収屋のドラこと倉神竜夫、須賀が奇抜なメイクを施した快楽殺人者アカを演じた。

竜星は撮影現場を振り返り「挑戦になった作品。役者としてよき一歩を踏み出せる作品になると思っていた」とコメント。須賀が「なかなかない役をやらせていただいた」と述べると、竜星から「似てるところはなかったの？」と質問が上がる。その言葉に須賀は「ないよ！ ガスバーナーで（人を）あぶったりしないし」と返し、「でも日常では体験できない（ことができる）役だったのですっごく楽しかった」と述懐した。

アメリカの映画祭ファンタスティック・フェスト2016に出品され、ファンタスティック部門審査員賞にノミネートされた本作。映画祭に参加した竜星は「こういう作風の映画だからこそ向こうでウケたというのもあると思います。この作品に携われて本当によかった」と声を弾ませる。

竜星は、会場に詰めかけた女性客を見渡し「僕らが今まで参加してきた作品のおかげで、女性がこの作品を観てくれるきっかけを作れた。いいバトンが渡せた」と喜びを明かす。一方、MCから見どころを聞かれた須賀は、劇中で女装していることに触れ「僕の生足です。（DVDでは）一時停止できますので、ぜひ」とアピールした。

イベントには監督を務めた橋本一がサプライズゲストとして登壇。橋本は「楽しかったので、続編をやりたい。この2人のラブストーリーだと思っているので、傷舐め合ったり、ネチネチベタベタしたところを撮りたい」と続編への意欲を語った。竜星と須賀も「やりたい！」と力強く同調する。

観客へのメッセージを求められた須賀は「観るタイミングはお任せしますが、食前や食後すぐはオススメしません」と笑い、「1日1ツイートしてもらい、近くの人たちに広めていただけると」と呼びかける。最後の挨拶を振られた竜星は「DVDになって何度も観てもらえるような作品を作りたいと思ってやっていたのでうれしい。僕らがPRできるのはここまで。この先を皆さんが望んでくれるのならいろんな方に宣伝してもらいたい」と思いを語った。

※記事初出時より画像を4点追加しました。

DVD「シマウマ」

2016年11月9日（水）発売
発売元：東映ビデオ
販売元：東映
価格：5076円