「エルム街の悪夢」のウェス・クレイヴンが遺したホラー、1週間限定公開

「エルム街の悪夢」「スクリーム」シリーズを手がけ、2015年8月に他界したウェス・クレイヴン。彼の最後のプロジェクトとなったプロデュース作「スクリーム・ガールズ～最後の絶叫～」が、7月9日に公開されることが決定した。

本作は、猟奇殺人鬼に狙われる若き女性コリーンの姿を描いたホラー。田舎町のスーパーで働くコリーンは、職場の掲示板に貼られた女性の惨殺死体の写真を発見したことを機に、常軌を逸した犯罪に巻き込まれていく。監督は、クレイヴンが生前「彼の才能に注目していた。一緒にプロジェクトを進めることができて光栄だったよ」と語ったニック・サイモン。出演者にはカル・ペン、クラウディア・リー、ケニー・ウォーマルドらの名が並ぶ。

「スクリーム・ガールズ～最後の絶叫～」は、東京・シネマート新宿で1週間限定レイトショー。

ウェス・クレイヴン コメント

脚本を読んだ段階で作品の成功を知ることがある。この作品がそうだった。脚本の第1稿から最終編集に至るまで、今作の監督ニック・サイモンは観客に問いかける。“いつストーリーの真実を明かそうか？”とね。ニックがWGA（全米脚本家組合）で私のコースを受講していた頃から、彼の才能に注目していた。一緒にプロジェクトを進めることができて光栄だったよ。