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5月14日より全国で公開されている本作は、昨日24日までの集計で動員数56万人、興行収入6億7000万円を記録。この日は5回以上観たという観客もいて、登壇者たちは感謝しきりの様子だった。
阿部は「幅広い層の方々に観ていただけてうれしい」と述べ、「今までにないほどいっぱい宣伝したんです」と胸を張る。それにもかかわらず、ある人から「今やってるよね、『新、お江戸でござる!』」と言われてしまったと明かす阿部は「続編みたいになっちゃって。しかも(『お江戸でござる』には)出てないんですけどね……。もっと宣伝したほうがいいのかな」と首をかしげ、「タイトルだけ覚えて帰って!」と呼びかけて観客を笑わせた。
また瑛太、妻夫木聡、松田龍平、千葉雄大ら男性陣が多くキャスティングされた本作において、竹内扮する煮売り屋のおかみ・ときはマドンナ的存在だったという話に。男たちを叱咤激励するという役どころに、阿部は「とても魅力的ですよ。(劇中の)町の男たちは大体みんな好きでしょうね。役のうえで好きなのか、そうじゃないのかわかんない役者もいましたよ」とまくしたて、「竹内さんのスケジュールが出ると、みんな『明日来るよ!』ってニヤニヤしてました。あと『告白しろよ!』なんて話も。1人いたんですよ、本当に告白しようとしてたやつが」と興奮気味に伝える。
それを受けた竹内は「もしかしたら誰かに告白されるチャンスがあるかもっていうことですよね!?」と阿部に迫ってみせ、「役がよかったのかな。“竹内結子”を褒めていただいたということでしょうか。うれしいです」とにっこり。阿部が演じた十三郎については「志が素晴らしい人物。たとえ1人でも彼はやり遂げるんじゃないかと思うくらい、まっしぐらに進んでいくのが素敵です。実際にいたら、選挙で立候補したらいかがですか?と勧めたい」と力説した。
本作は「武士の家計簿」の原作者・磯田道史による評伝「無私の日本人」の一編をもとにした時代劇コメディ。江戸時代中期の貧しい宿場町を舞台に、阿部扮する主人公・穀田屋十三郎が町の復興のために奔走する姿を描く。
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