筒井康隆の同名小説をもとにした「時をかける少女」。1965年の原作発表以来、原田知世主演の実写映画や、細田守と仲里依紗がタッグを組んだ長編アニメ、仲が主人公の少女を演じた実写映画などたびたび映像化されてきた。本作ではひと夏の切ない恋と青春が描かれる。
黒島が扮するのは、写真部に所属する高校3年生・芳山未羽(よしやまみはね)。夏休み前のある日、学校の準備室に漂うラベンダーの香りを嗅いだことをきっかけに、時を自由に超える能力を身につけるという少女だ。原作小説の主人公・芳山和子と同姓であるが、和子との関係は現時点では明らかになっていない。
そして菊池は、未羽のクラスメイト・深町翔平(ふかまちしょうへい)を演じる。その正体は2122年からやって来たケン・ソゴルという名の優秀な研究者で、未来に戻る薬を紛失したため、もう一度薬を作るまでは周囲の人間に集団催眠をかけて高校生として生活していくという役どころだ。劇中では、高校生としての思い出が増えていくに連れて、ソゴルの胸中に家族と友人に対する愛着や未羽への恋心などが芽生えていく様子が描かれるという。
なお脚本は「かしこい狗は、吠えずに笑う」の
時をかける少女
日本テレビ系 2016年7月放送スタート 毎週土曜21:00~21:54
黒島結菜 コメント
芳山未羽を演じます黒島結菜です。
「時をかける少女」は小さい頃にアニメを観てから大好きな作品なので、まさか自分が主人公の女の子になれるとは思ってもいませんでした。
先日監督スタッフの皆さんとお話をした際に、このドラマに対する熱い想いを受け、こんなにもステキな皆さんとこのドラマを作っていけることができるのは、すごく楽しみですし、感謝の気持ちでいっぱいです。
今までとはまた違った新しい「時をかける少女」に出会えると思います。
観てくださる皆さんの記憶に残るような作品にするために、この一夏をキャストスタッフの皆さんと一緒に、一生懸命全力で駆け抜けたいと思っていますので、よろしくお願いします。
何度も映像化された有名原作の主人公を演じるのにプレッシャーは?
最初に観たのはアニメーションで、その後、実写映画を拝見して、今回、原作小説も読ませていただきました。プレッシャーはありますけれど、皆さんが知っている作品に出演できるのがありがたく、プレッシャーよりも頑張ろうという気持ちが大きいです。主人公の少女を演じるということで、緊張も不安もありますけど、それに負けないくらい、これからの撮影への楽しみが大きいです。この夏に思いっきり青春を演じ切りたいと思います。
菊池風磨 コメント
Sexy Zone 菊池風磨です。
この度は日本テレビ土曜9時のドラマ、「時をかける少女」に出演させていただくことが決定し、心からうれしく思うと同時に、もう戻ることのできない高校時代において青春を過ごすことができるという、この上ないチャンスをいただいたことに対し、感謝の気持ちに満ち溢れてます。
原作に始まり、様々な形で映像化され、老若男女に愛される作品であるが故にプレッシャーもありますが、今の自分にできることを全て出し切れるよう努めたいと強く思っております。
さらには、日本テレビの土曜9時という枠は私が初めてテレビドラマに出させていただいた枠であり、勝手ながら非常に思い入れのある枠でもあります。
8年の時を経てこの枠に帰ってきたということもあり、少しでも成長した自分で、当ドラマに貢献できたらなと心から思います。
役の上で未来人だからこそ感じることができる日本の四季の美しさや、淡い恋物語、人の温もりなど、今の我々が忘れかけている幸せをお伝えできるように頑張ります。
舞台は夏であり、夏ならではの楽しさと、楽しさ故の儚さを感じることができる季節だと思うので、そんな日本の夏を感じていただけると嬉しく思います。
筒井康隆 コメント
この話を書いてから早くも五十年。その間映画になり、テレビドラマになり、アニメにもなり、舞台化もされ、多くの女優が演じてくれ、今またテレビドラマ化されようとしている。自分自身にとっても、他の作家の作品を見渡しても、これほど幸せな作品はあるまい。
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