「シビル・ウォー」スパイダーマンのアクション公開、バッキー相手に余裕の発言

本日4月29日に封切られた「シビル・ウォー／キャプテン・アメリカ」のUS版テレビスポットが、YouTubeにて公開された。

マーベルコミックを原作としたこの映画は、アイアンマンとキャプテン・アメリカ、それぞれを支持するアベンジャーズメンバーの対立を描く作品。

このテレビスポットでは、本作よりシリーズに参加する新生スパイダーマンのアクションシーンを紹介。まず冒頭ではアイアンマンやキャプテン・アメリカ、本作よりアベンジャーズに加入するアントマンとブラックパンサー、そして物語のカギを握る暗殺者ウィンター・ソルジャーことバッキーの姿が映し出される。後半には、蜘蛛の糸を自在に操りながら、スパイダーマンがガラスを突き破って登場。バッキーのパンチを片手で受け止め、「すごい腕だね、本物？」と余裕の発言も繰り出している。

本作でスパイダーマンをチームにスカウトするアイアンマンは、新シリーズ「スパイダーマン ホームカミング（原題）」へ登場することも決定している。アイアンマン役のロバート・ダウニー・Jr.は、新生スパイダーマンを演じるトム・ホランドについて「ありとあらゆる可能性に満ちた旅を始めたばかりの役者だ。僕は他人を指導する立場にあるなんて思っていないけど、『自信を持ってやりなさい。そのままでいい』と安心させてあげることが一番大事だと思った。トムは演技に関するアドバイスを必要としていない。だから助言するのではなく、すでに上手にこなしていることをきちんと褒めてあげて、もっと力を発揮できるようにしてあげたんだ」とコメントした。

またキャプテン・アメリカ役のクリス・エヴァンスは、総勢12人ものメインキャラクターが登場する本作をまとめ上げた監督のアンソニー＆ジョー・ルッソ兄弟を絶賛。「これは現実に即したストーリーなんだ。ルッソ兄弟は人間味のあるスーパーヒーロー映画を作ろうとしているわけではなく、スーパーヒーローが登場する人間ドラマを作ろうとしている。本当のファミリーの葛藤や対立を描いたリアルなストーリーに誰もが共感できると思う」と話している。

「シビル・ウォー／キャプテン・アメリカ」は全国で公開中。