中村優一と染谷俊之がラブラブな姿を見せつける、「薄桜鬼 SSL」完成披露イベント

「薄桜鬼 SSL ～sweet school life～ THE MOVIE」の完成披露イベントが本日2月1日、東京・シネマート新宿にて行われ、キャストの中村優一、染谷俊之、木村敦、石渡真修、稲垣成弥、井深克彦、大野未来、監督の宮下健作が登壇した。

本作は、ゲームをもとに、テレビドラマ化や舞台化されてきた「薄桜鬼 SSL ～sweet school life～」の実写映画。新選組との恋愛を謳歌するゲーム「薄桜鬼 ～新選組奇譚～」の設定を平和な現代に置き換えたスピンオフ作品となっている。元男子校の私立薄桜学園に入学した唯一の女生徒・雪村千鶴をめぐり、個性的かつ魅力的な男子生徒たちが恋の火花を散らす。

テレビドラマ、舞台のキャストが続投している本作。長い時間を過ごしてきたメンバーとの裏話を聞かれた中村は「僕は普段、染さま（染谷）から優一くんと呼ばれていたんですね。それで先日、染さまが出演している舞台を観に行ったら、『優一』って呼び捨てでお礼のメールが届いて……」と笑顔を見せる。「それですごいキュンキュンして、ああ『薄桜鬼』を観ている女性の方ってこんな気持ちだったんだなと」と続ける。その言葉に対して「いやいや、“くん”が抜けちゃっただけだから」と返答した染谷だったが、皆からツッコミを受け、覚悟を決めたように「優一」と叫ぶと客席から黄色い歓声が。

バレンタインデーの模様が描かれる本作にちなみ、女性から愛の告白を受けたらどう答えるかを聞かれたキャスト陣。中村が男役、染谷が女役で寸劇を行っていたところに稲垣が女役で乱入する展開に。その後2人から同時に告白された中村が「俺は染子が好きだ」と返答し、染谷の手を取り舞台袖にはけると会場からは大きな拍手が湧く。また本作のストーリー上、もう1つの軸となる卒業式のことに話がおよぶと、木村は「中学のとき、学生服のボタンが全部なくなっちゃったんです。でもその次の日に高校の合格発表があって、ボタンを付けずに行くわけにもいかなかったので、卒業式後に先生からボタンを買いました」と語り、会場の笑いを誘う。

MCから見どころを聞かれた宮下は「キャストの皆が熱を持ってやってくれました。皆の表情を観てほしい」とこれから作品を観る観客に熱弁。最後に挨拶を振られた中村は「（舞台やドラマよりも）キュンキュンシーンのレベルが上がっています。SNSなどでいい感想をつぶやいてもらえたらうれしいです」と力強く語った。

「薄桜鬼 SSL ～sweet school life～ THE MOVIE」は、2月6日より東京・シネマート新宿ほか全国にて順次ロードショー。