大統領演じたサミュエル・L・ジャクソン、「オバマにアドバイスはもらっていない」

明日8月15日に封切られる「ビッグゲーム 大統領と少年ハンター」。本作で監督を務めたヤルマリ・ヘランダーと主演のサミュエル・L・ジャクソンの公式インタビューが到着した。

「ビッグゲーム 大統領と少年ハンター」は、テロリストに狙われ森に逃げ込んだアメリカ大統領と少年ハンターの結束を描いたサバイバルアクション。

ヘランダーは本作を「何より重要なのは、主人公が13歳の少年だということだね。でも、これは子供向けの映画かというとそうじゃない。悪役はみんなリアルで、『ダイ・ハード』などに出てきてもおかしくない。これはとてもいい組み合わせだ」と語る。そして「『ホーム・アローン』みたいに子供が主役で、ちょっと滑稽な道化役の悪党が出てくるという話じゃないんだ。僕たちが描く悪役には、真実味がある。これまでこういう映画がなかったのが不思議なくらいだ」と自信をのぞかせた。

アメリカ合衆国の大統領を演じたジャクソンは、自身の役柄に関して「演じるという点においては、大統領でも大工でも変わらない。彼は自分の知らない領域に入ってしまって、自分の命を守ろうとしているだけだ。彼を追う人々がいて、そのために獲物とハンターのような状況に陥る。これには、彼の職業は関係ない」と述べる。そして「私のキャラクターは、誰かが助けに来てくれることを期待している。しかしある時点で、それは起きないと悟るんだ。彼はただの男だよ。私はオバマからアドバイスをもらってはいないし、もちろん、モーガン・フリーマンやジェイミー・フォックスからもね！」と茶目っ気たっぷりにコメント。

さらに劇中でよき相棒となる子役オンニ・トンミラについて、ジャクソンは「彼は最高だよ！ とても勘がよくて、やる気と活力に満ちている。でもシリアスになるべきときはシリアスに決めるんだ。彼はプロフェッショナルだ」と絶賛。そして「これは、心温まるアドベンチャームービーで、共感できる2人のキャラクターがいる素晴らしい映画だ。そういう映画が好きな人は、観に行くべきだね」と作品の魅力をアピールした。