5月30日に封切られる「
出演者として白羽の矢が立てられたのは、ワールドワイドな活躍をみせるジャズバンドSOIL & "PIMP" SESSIONSと、ジェームス・ブラウンの死をきっかけに結成されたエピソードを持つ
先陣を切ったSOIL & "PIMP" SESSIONSは社長(アジテーター)の「Are you ready?」の呼びかけを口火にバンドが豪快なアンサンブルを奏で、フロアの温度を引き上げる。また敬愛するアーティストのトリビュートライブで気合いが入りすぎたのか、社長のズボンが破けてしまうハプニングも発生。彼が「ひとつ白状することがあるんだ……」と神妙な面持ちで「ズボン、破けちゃったんだ」と口にするとフロアが爆笑で包まれた。なおMCでは元晴(Sax)が「ファンクの教科書です。必修科目なんで観てください!」と映画の魅力をしっかりアピールする場面もあった。
転換中のDJタイムはジェームス・ブラウンの名曲が流れる中、場内に設営されたスクリーンで「ジェームス・ブラウン~最高の魂(ソウル)を持つ男~」の予告編が上映され、映画への期待感を高める。場内が十分に温まったところで登場したのは2番手の在日ファンク。浜野謙太(Vo)はジェームス・ブラウンばりの滑らかなステップと情熱的なシャウトで観客のため息を誘い、MCでは「本当に光栄でございます。なにせ僕らジェームス・ブラウンが亡くなってから始めたんです」と結成のいきさつを述べ喝采を浴びる。本編のラストナンバーの「場」では「こうやってファンクラバーが集まれる場を大切にしようよ」と呼びかけ、さらにコール&レスポンスを巻き起こしフロアをひとつにまとめあげた。
アンコールでは、SOIL & "PIMP" SESSIONSのタブゾンビ(Tp)、元晴、社長が再登場し、在日ファンクとともにジェームス・ブラウンの代表曲でもある「Super Bad」をカバー。一夜限りのセッションを、オーディエンスは踊りながら全身全霊で堪能する。そしてイベントは「ジェームス・ブラウンに大きな拍手を!」という浜野の締めの挨拶をもって大盛況のうちに終幕した。
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