ジェームス・ブラウン映画を盛り上げる在日ファンク×SOILコラボライブ

2

38

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 25 40
  • 2 シェア

5月30日に封切られる「ジェームス・ブラウン~最高の魂(ソウル)を持つ男~」のトリビュートライブが、4月27日に東京・渋谷CLUB QUATTROで行われた。

アンコールで披露された「Super Bad」カバーセッションの様子。(撮影:菊地晶太)

アンコールで披露された「Super Bad」カバーセッションの様子。(撮影:菊地晶太)

大きなサイズで見る(全8件)

出演者として白羽の矢が立てられたのは、ワールドワイドな活躍をみせるジャズバンドSOIL & "PIMP" SESSIONSと、ジェームス・ブラウンの死をきっかけに結成されたエピソードを持つ在日ファンクという企画にぴったりなメンツ。さらにオープニングアクトをWODDYFUNKが務め、セクシーな出で立ちと情熱的なパフォーマンスで観客を惹き付けた。

SOIL & "PIMP" SESSIONS(撮影:菊地晶太)

SOIL & "PIMP" SESSIONS(撮影:菊地晶太)[拡大]

先陣を切ったSOIL & "PIMP" SESSIONSは社長(アジテーター)の「Are you ready?」の呼びかけを口火にバンドが豪快なアンサンブルを奏で、フロアの温度を引き上げる。また敬愛するアーティストのトリビュートライブで気合いが入りすぎたのか、社長のズボンが破けてしまうハプニングも発生。彼が「ひとつ白状することがあるんだ……」と神妙な面持ちで「ズボン、破けちゃったんだ」と口にするとフロアが爆笑で包まれた。なおMCでは元晴(Sax)が「ファンクの教科書です。必修科目なんで観てください!」と映画の魅力をしっかりアピールする場面もあった。

在日ファンク(撮影:菊地晶太)

在日ファンク(撮影:菊地晶太)[拡大]

転換中のDJタイムはジェームス・ブラウンの名曲が流れる中、場内に設営されたスクリーンで「ジェームス・ブラウン~最高の魂(ソウル)を持つ男~」の予告編が上映され、映画への期待感を高める。場内が十分に温まったところで登場したのは2番手の在日ファンク。浜野謙太(Vo)はジェームス・ブラウンばりの滑らかなステップと情熱的なシャウトで観客のため息を誘い、MCでは「本当に光栄でございます。なにせ僕らジェームス・ブラウンが亡くなってから始めたんです」と結成のいきさつを述べ喝采を浴びる。本編のラストナンバーの「場」では「こうやってファンクラバーが集まれる場を大切にしようよ」と呼びかけ、さらにコール&レスポンスを巻き起こしフロアをひとつにまとめあげた。

アンコールでは、SOIL & "PIMP" SESSIONSのタブゾンビ(Tp)、元晴、社長が再登場し、在日ファンクとともにジェームス・ブラウンの代表曲でもある「Super Bad」をカバー。一夜限りのセッションを、オーディエンスは踊りながら全身全霊で堪能する。そしてイベントは「ジェームス・ブラウンに大きな拍手を!」という浜野の締めの挨拶をもって大盛況のうちに終幕した。

この記事の画像(全8件)

読者の反応

  • 2

たか. @t_sasakism

ジェームス・ブラウン映画を盛り上げる在日ファンク×SOILコラボライブ - 映画ナタリー http://t.co/EUKHmKEfYj

コメントを読む(2件)

関連記事

在日ファンクのほかの記事

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 ジェームス・ブラウン~最高の魂(ソウル)を持つ男~ / 在日ファンク / SOIL&"PIMP"SESSIONS の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。