ジャーナリストが描くメキシコの光と闇、麻薬戦争の実態を記録写真とともに

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イスラエル出身の報道カメラマン、シャウル・シュワルツによるドキュメンタリー「皆殺しのバラッド メキシコ麻薬戦争の光と闇」が本日4月11日より公開された。東京のシアター・イメージフォーラムでは初回から満席になるほどのにぎわいを見せている。映画ナタリーでは、シュワルツ監督により撮影された数々の未公開写真を入手した。

シャウル・シュワルツ監督による記録写真。(c)2013 Narco Cultura.LLC

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シャウル・シュワルツ監督による記録写真。(c)2013 Narco Cultura.LLC

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「世界一危険な街」と呼ばれるメキシコの都市、シウダー・フアレス。麻薬と犯罪に染まり、年間3000件以上の殺人事件が発生しているこの街の「今」をシュワルツ監督がジャーナリストならではの視点で切り取った。地元を守り抜こうと職務に励む警察官のリチ・ソトと、ナルコ・コリードというジャンルの音楽で麻薬カルテルのボスたちを礼賛する歌手のエドガー・キンテロという正反対の2人の目線で、矛盾に満ちた世界を見つめていく。

シャウル・シュワルツ監督による記録写真。(c)2013 Narco Cultura.LLC

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シュワルツ監督は、ジャーナリストとして写真だけで真実を伝えることに限界や制限を感じ、動画という新たなアプローチに踏み出したという。開放的で陽気な人が多い反面、社会格差が生み出す犯罪が問題視されるメキシコ。映画とシュワルツ監督による記録写真から、メキシコの光と闇を体感しよう。

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