4月4日、東京・イオンシネマ板橋にて「
この映画は東京から引っ越してきた少女、亜季と、過疎化が進む村で育った珠子が出会い、テニスコートもない田舎でソフトテニスを始めることから人々を巻き込んでいく物語。「紙の月」に出演した平祐奈とSeventeenモデルの大友花恋が初主演を果たしている。
この日監督に聞きたいことがあるという平が、手を挙げて「どうして私たちを主役に選んだんですか?」と質問。井上は「平さんは周りのみんなを明るくしてくれる子。オードリー・ヘップバーンがカジュアルさをまとって舞い降りたような存在だと思ってます。そして大友さんは、遠泳が得意だと聞いて。女優は演技ももちろんだけど、まずは体が資本なので」と答え、2人を喜ばせた。
反対に監督からオーディション時の思い出について聞かれた平が「監督が黄色いメガネをしていて、助監督の方は黄色い靴を履いていたので、井上組の方は黄色が好きなのかなあと思いました!」と答えると、監督が「ひまわりのような祐奈ちゃんにそう言ってもらえてうれしいです」と優しく返す。平は「黄色だけに!?」とご機嫌な様子だった。
田舎で育った珠子を演じる大友は、この映画の中で割烹着姿を披露している。大友は「普段モデルの仕事でかわいい服をいっぱい着てるんですけど、今までで1番テンションが上がった服がこの割烹着です」と驚きの感想を述べた。
その後も、平が姉の平愛梨に教わったというシャラポワ選手のモノマネを披露したり、「今シャラポワさんから電話がかかってきました」といいながら電話を手渡すという監督の無茶振りに2人が乗ってみせたり、2人が突然「あったかいんだからあ~」と芸人クマムシの真似を始めたりと、会場は「カカラケ」ワールド全開に。
最後に監督が「日本ではこの10年で2000もの公立学校が廃校になったという話を聞きました。今回の作品はそんな地域に少女が元気を与えてくれる映画です」と真面目に話した後、平と大友が「せーの、ヨネックス!」と謎のポーズを決めたところで舞台挨拶は終了した。
※記事初出時、内容に一部誤りがありました。お詫びして訂正します。
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