キューポラのある街

キューポラノアルマチ

製作:1962年(日本) / 配給:日活

解説 「青春の門」「青春の門・自立篇」「夢千代日記」などで知られる浦山桐郎の監督デビュー作。舞台は鋳物の町・埼玉県川口市。そこに住む職人かたぎのガンコな父を持つ、ジュン、タカユキの姉弟が、貧しいながらもけなげに生きていく様子を描いている。これにタカユキの友人・サンキチの複雑な家庭環境、ジュンの進学問題、鋳物工場の組合問題と、当時の世相を反映した社会状況が織り込まれているが、これを浦山は大上段にではなく、あくまで日常的に捉え、さわやかな感動を呼ぶ。当時18歳の吉永小百合は、本編で史上最年少のブルー・リボン賞主演女優賞の受賞者となり、女優として開眼。アイドル・スターの筆頭として黄金時代を築いていく。

情報提供:ぴあ

スタッフ

監督:浦山桐郎

キャスト

ジュン:吉永小百合
塚本克巳:浜田光夫
石黒辰五郎:東野英治郎
小沢昭一
女工員:吉行和子
野田先生(ジュンの担任教師):加藤武
松永親方:殿山泰司
うめ:北林谷栄
菅井きん
タカユキ(長男・小学六年):市川好郎

森坂秀樹