白蛇伝
ハクジャデン
上映時間:78分 / 製作:1958年(日本) / 配給:東映=東映動画
解説 戦後設立された日動映画社(旧・日本動画社)が東映に吸収され、東映動画株式会社として新たに発足。その初の劇場用長編作品となった、“東映長編動画”の第1作。製作当時はアニメーターも、日動映画社時代から活躍していた大工原章と森康二を除いて、みな素人という状態だったが、劇場用作品としては水準以上の完成度に達していて、当時のスタッフの情熱をうかがうことができる。声は森繁久弥と宮城まり子が声色を使いわけて、登場するキャラクターすべてを演じきった。白蛇の化身・白娘(パイニャン)は、中国西湖に暮す若者・許仙を愛していた。妖怪を憎む法海和尚はこれを許さず、二人の仲を裂こうとする。だが白娘は、誤って死んだ許仙に命を与え、不死の命を捨てて人間になってしまう。法海和尚はそれを知って、ついに二人の仲を許すのだった……。
スタッフ |
監督:藪下泰司 |
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キャスト |