ましろ、ガンスリなどメディア芸術祭受賞作品の原画展示

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第16回文化庁メディア芸術祭の受賞作品展が、明日2月13日から23日まで、国立新美術館ほかにて開催される。

第16回文化庁メディア芸術祭で優秀賞を受賞した羅川真里茂「ましろのおと」の原画やラフ画。

第16回文化庁メディア芸術祭で優秀賞を受賞した羅川真里茂「ましろのおと」の原画やラフ画。

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受賞作品展はアート部門、エンターテインメント部門、アニメーション部門、マンガ部門を4つのゾーンに分けて実施。マンガ部門では、大賞を受賞したブノワ・ペータース原作、フランソワ・スクイテン作画のバンド・デシネ作品「闇の国々」のほか、優秀賞、新人賞受賞作品の原画などが一堂に会する。「闇の国々」のコーナーではモノクロ原画やカラー原画、カラーイラストなどを大ボリュームで公開。

優秀賞を受賞した作品は、石塚真一「岳 みんなの山」、羅川真里茂「ましろのおと」、相田裕「GUNSLINGER GIRL」、そしてフランスのエマニュエル・ルパージュによるバンド・デシネ「ムチャチョ ある少年の革命」の4作品。「ましろのおと」は原画のほか、ネームや設定、単行本7巻表紙イラストのラフなどが展示された。また「GUNSLINGER GIRL」の作画資料として使用されていたぬいぐるみとトイガンも用意されている。

新人賞を受賞したのは、おざわゆき「凍りの掌 シベリア抑留記」、田中相「千年万年りんごの子」、真造圭伍「ぼくらのフンカ祭」の3作品。中でも「千年万年りんごの子」は、単行本の表紙イラストや原稿が出来上がる過程がわかるような展示が行われている。原稿の工程は「ネーム」「セリフ監修入りのネーム」「モノクロ原画」「完成」といった4段階に分けられており、見応え充分な内容だ。

またアニメーション部門では、大賞を受賞した大友克洋監督の「火要鎮(ひのようじん)」や、優秀賞に選ばれたジョージ秋山原作による「アシュラ」、新人賞に選ばれたモンキー・パンチ原作による「LUPIN the Third -峰不二子という女-」などの設定資料や映像を展示。「LUPIN the Third -峰不二子という女-」のコーナーではモンキー・パンチによる原画も公開される。

第16回文化庁メディア芸術祭 受賞作品展

会期:2013年2月13日(水)~2月24日(日)
メイン会場:国立新美術館
サテライト会場:シネマート六本木、東京ミッドタウン、スーパー・デラックス
入場料:無料

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