舞台挨拶には、高橋七美役の吉高由里子、矢野元晴役の生田斗真、三木孝浩監督、そして釧路から上京した小畑友紀が登壇した。吉高は「怒涛の番宣でお茶の間を騒がせております」と挨拶し、「前篇で結果を出せても出せなくても後篇はあるもので……」と弱気な発言で会場の笑いを誘う。
人気マンガの映画化ということもあって、原作ファンも多く詰めかけたこの舞台挨拶。生田は「マンガでは矢野の手がすごく大きく描かれているので、手の動きに注意して丁寧に演じました」と演技へのこだわりを語った。また人気マンガが原作となると大変なこともあったのでは、という質問に三木監督は、「ビジュアルに関しては、キャストが決まった時点で勝負あったなと思いました」と自信たっぷりに切り返した。
そして小畑は「10代のドキドキしたい女の子のために描いていたものが、映画というもっと一般的ところに引きずりだされるという怖さはありましたが、(映画は)思った以上に少女マンガそのものの世界ができあがっていてびっくり」と緊張気味に映画化の感想を述べた。また3月26日に発売される最終16巻の告知では、「映画とちょっとだけラストが違うので、ぜひ2度おいしい『僕等がいた』を楽しんで下さい」とコメントした。
映画「僕等がいた」は、地元の北海道で出会った男女が学生時代を経て大人になり、遠距離恋愛を経験する様子を描いたベツコミ(小学館)連載の少女マンガが原作。本日より公開された前篇に続き、後篇は4月21日より封切られる。
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