真戸香の小説「君と花火と約束と」がアニメーション映画化。主人公・夏目誠役を
「君と花火と約束と」は、日本三大花火大会の1つに数えられ、例年数十万人が訪れる新潟の「長岡まつり大花火大会」が舞台の青春ラブストーリー。人と関わるのが苦手で自信が持てない東京の男子高校生・誠と、才色兼備で学級委員長も務める人気者の女子高生・煌を結びつけたのは、打ち上げ花火が描かれた1枚の絵だった。絵の謎と運命に翻弄されながら、2人は限られた時間の中である選択を迫られていく。イラストをあかもくが担当する原作小説は、小学館のガガガ文庫から刊行中だ。
併せてスタッフと、“超ティザービジュアル”、“超特報映像”を公開。監督を鈴木慧、脚本を森こうへい、キャラクターデザインを渡辺裕二、企画プロデュースを梅澤道彦が務める。また企画制作をシンエイ動画が担い、アニメーション制作はSynergySPとアンサー・スタジオが手がける。
ティザービジュアルには、花火を見上げ何かを訴えるように目一杯に手を伸ばす誠と、そんな彼に手を引かれながらも切ない表情を浮かべる煌の姿が切り取られた。特報映像には、2人の物語の始まりを予感させるシーンなどを収録。さらに佐藤と原が演じる誠と煌の声も聞くことができる。この発表に伴い、原作者の真戸、アニメ映画初主演となる誠役の佐藤、煌役の原、キャラクター原案のあかもく、企画プロデュースを務める梅澤からはコメントが到着した。
アニメーション映画「君と花火と約束と」超特報
真戸香(原作)コメント
出版社も未定のまま書き始めた作品をアニメーション映画にしていただく日が来るなんて、感謝の想いでいっぱいです。長岡花火は特別な花火大会です。見ているとなぜか涙がこぼれてしまいます。祈りと願いがこめられた長岡花火について知るうちに、“今”を懸命に生きる1人の少年と2人の少女の物語が浮かびました。少年少女が日々をひたむきに生きる中で魅せるきらめきは、花火のように美しくとても尊いものです。凡庸で目立たない15歳のひとりの少年がひた走った先で、過去と今だけでなく未来まで紡がれていくさまに、映画館で何かを感じてくださったらこれ以上の喜びはありません。執筆の途中、偶然目にしたTV番組に佐藤勝利さんが出演されていました。表情や仕草に一方的に「まこつ」と重なる部分を感じていたので、まさか演じてくださるなんて夢のようです。原菜乃華さんの声に「煌」を感じてしまうのも原作者の勝手な思い込みだけではないでしょう。鈴木監督を信じ、完成を心から楽しみにしております。
timelesz 佐藤勝利(夏目誠役)コメント
僕はずっとアニメーションの仕事がしたいと願っていました。しばらく想い続けることとなりましたが、今回このようなお話をいただき、本当に嬉しかったです。
また声優初挑戦の僕を温かく迎えてくださり、制作チームの皆様には感謝の気持ちで一杯です。その想いに応えられるように、素直に「まこつ」の声を吹き込められたらと思います。
そして、いつか長岡花火を観に行きたいです。
戦争は絶対に繰り返してはならないです。
本当の平和が続くことを僕も心から願っています。
原菜乃華(葉山煌役)コメント
脚本を読んで、長岡の花火に込められた祈りや、これまで背負ってきた人々の想いの深さを強く感じました。
青春のきらめきや、運命的なふたりの出会いに胸が高鳴る物語であると同時に、
「二度と戦争を繰り返さない」という先人たちの強い願いを、次の世代へと繋いでいく、橋渡しのような役割を担う作品だと思います。
観てくださる皆様の心にその想いがまっすぐ届くよう、これからの収録に向けて、丁寧に、そして誠実に作品と向き合っていきます。
あかもく(キャラクター原案)コメント
キャラクター原案は映画・小説の両方に影響する重要な役割です。そのため、原作・脚本を何度も読み原作担当の真戸香さんの抱く各登場人物のイメージやパーソナリティ、そして長岡花火に対する解釈に向き合うことに一番時間をかけた覚えがあります。
私の絵をどう活かせば真戸香さんの解釈を上手くビジュアル化できるかを主眼に置きつつ、アニメ映画前提の企画ということで動かしやすさと本当に必要な要素を突き詰め、表情・髪型・体型・衣服デザイン等トータルで見て各人物らしさを感じられる造形に仕上げています。
映画は各スタジオの皆様を信じ完成を楽しみにしつつ、キャラ原案制作後にイラスト制作を行った小説版では映画とはまた異なる「まこつ」「煌」を感じる魅力的なシーンがあります。もし気が向いたらお手に取っていただけますと幸いです。
梅澤道彦(企画プロデュース)コメント
昨年の2025年は戦後80年の節目、忘れ去られつつある先の大戦を風化させない為に何か企画を考えようと思ったのは2017年の事でした。偶然見に行った長岡の花火、その花火には空襲で多くの人達が亡くなり、焼け野原になった長岡の復興と亡くなった人たちへの慰霊の願いが込められていると知ったのはその時です。これを映画にしたいと思い、原作の真戸香さんに本を書いてみないかと相談したところ、快く引き受けていただきました。それからコロナ禍を挟んで、長くの年月が掛かりましたが、こうして発表できる事になり、とても嬉しく感じております。主人公と同年代の方々に言いたい事も自由に言えない不自由な時代と現代の自由さを比べて頂き、誠と煌のように前向きに未来に向かって生きて行こうと考えていただけるキッカケになってもらえれば有難いです。最後に出演を快く引き受けてくださった、佐藤勝利さん、原菜乃華さん、監督、スタッフ、企画に賛同して頂いた全ての人達に感謝いたします。
アニメーション映画「君と花火と約束と」
2026年7月17日(金)公開
スタッフ
原作:真戸香「君と花火と約束と」(小学館「ガガガ文庫」刊)
監督:鈴木慧
脚本:森こうへい
キャラクターデザイン:渡辺裕二
キャラクター原案:あかもく
企画プロデュース:梅澤道彦
脚本原案:細谷まどか、michi
企画制作:シンエイ動画
アニメーション制作:SynergySP、アンサー・スタジオ
配給:松竹、シンエイ動画
宣伝協力:ショウゲート
後援:新潟県、長岡市、新潟県観光協会
キャスト
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リンク
矛盾少年 @mujunsyounen
なんか「夏に若者向けのアニメ映画やりたいけど、いい感じの原作(題材)ない?」って所から企画始まっていそう。 https://t.co/9SbUtzCmwk