ABEMAと次世代アニメクリエイターの新プロジェクト始動、オリジナル作品の創出目指す

ABEMAは本日12月26日、次世代アニメクリエイターとともにオリジナルアニメ作品の創出を目指すプロジェクト「Project PRISMation（プロジェクトプリズメーション）」を始動させた。

このプロジェクトでABEMAは、個人や少数精鋭のチームでアニメーション作品を発信しているクリエイターたちと、オリジナルアニメのパイロットフィルムを共作。プロジェクト名の「Project PRISMation」は「PRISM （プリズム）」と「Animation（アニメーション）」に由来しており、「白い光がプリズムを通して多彩な色に分かれるように、多彩な才能が集まりアニメ作品として光輝く場所を提供する」という意味が込められている。

初代参加クリエイターはタイを拠点に活動するZemyata、武蔵野美術大学映像学科卒のメンバーを中心に結成されたアニメーション制作集団・うぐいす工房、RaPisとTusの2人からなるベトナム在住のクリエイターユニット・rapitusの3組。Zemyataとうぐいす工房とはオリジナルアニメのパイロットフィルムを、rapitusとはショート動画「Gluttomy」シリーズの新規映像を制作する。

Zemyataと共作による「Poppin-Play Kitchen」は2026年1月16日、rapitusと共作による「Gluttomy」は1月23日、うぐいす工房と共作による「ザ・ホラーズ・ホラー・ホーム」は1月30日にABEMAと「Project PRISMation」公式SNSで公開。「Project PRISMation」では今後もさまざまなクリエイターとの共作に取り組み、2026年5月頃には国内外からの企画公募も開始予定だ。

Zemyataコメント

主にミュージックビデオを手がけてきたので、セリフを主軸にした作品を初めて発表できることに非常に興奮しています！
ホラーの大ファンとして、「かわいい」と「怖い」の組み合わせを常に模索しています。今回のウェブシリーズのパイロット版「Poppin-Play Kitchen」が両方の要素を実現できていると嬉しいです！

rapitusコメント

「Gluttomy」は私たちが初めて情熱を注いで作り上げた作品で、ピンク髪の双子が私たちにくれた楽しさを皆さんにも届けられることを願っています！

うぐいす工房コメント

奇妙な3人家族の日常を、和洋のホラーあるあるや、有名ホラー映画のオマージュを織り交ぜつつ、ユーモラスに描いた短編カートゥーン作品です。
ハイテンポな内容と、独特な雰囲気のアートスタイルが見どころです！