「にこたま」は東京・谷中にある弁当屋で働く浅尾温子と、弁理士として働く岩城晃平を軸とした物語。大学時代に出会って12年、仲良く同棲生活を送っていた2人だが、晃平が同僚の高野ゆう子とたった一度関係を持ってしまったことから物語が動き出す。原作者の渡辺は「原作漫画の『にこたま』は十数年前の作品です。漫画家として今より更に経験も自信もなく、試行錯誤しては落込み、の日々でした。そのような原作を、こんなに華やかで実力のある俳優さん達と誠実なスタッフさん達が、今新たに形にして下さる機会に感謝しています」とメッセージを綴った。
ドラマでは浅尾温子役を
ドラマは
渡辺ペコ(原作者)コメント
原作漫画の「にこたま」は十数年前の作品です。
漫画家として今より更に経験も自信もなく、試行錯誤しては落込み、の日々でした。
そのような原作を、こんなに華やかで実力のある俳優さん達と誠実なスタッフさん達が、今新たに形にして下さる機会に感謝しています。
十年以上経ってこんな幸運を頂けるとは。
原作を読んでくださった方も、全く知らない方も、新しい「にこたま」の世界を楽しんで頂けたら嬉しいです。
橋本愛(浅尾温子役)コメント
普段から渡辺ペコさんの漫画を愛読していて、まさか自分が演じることが叶うなんて、夢にも思っていませんでした。
あっちゃんは、恋愛観、結婚観、子どもについての価値観など、世間との違和をずっと感じてきた人ではないかと思います。
原作のあっちゃんと今の私は、同い年。
共感も共鳴も余りあるほどでした。
あっちゃんは、自分にとっての“家族”がどんなものなのか、降り積もった砂をかき分けるように見つめていきます。
あっちゃんの選択は、この世に確かに存在する一つの道筋。
晃平との、恋でもなく愛でもない、名前がまだない関係についても、
見守ってくれたら嬉しいです。
瀬戸康史(岩城晃平役)コメント
原作を読んだ時、もし自分が同じ立場だったら何度も気絶しているくらいとんでもなく最悪の事態が起きているのに、読み終わった後は変な感情を引きずることなく、ある意味スッキリした感覚がありました。
晃平を演じる上で、原作者の渡辺ペコさんが作り出す“軽さ”みたいなものを大切に、そして起きた事に対して誠実であることをテーマに演じました。
愛や家族のかたちについて向き合えた作品でした。ぜひご覧ください。
比嘉愛未(高野ゆう子役)コメント
今回、高野ゆう子役として出演が決まってから、原作を読み進めていくうちに、
仕事ではキャリアを築き、精神的にも自立しながら、
どこかに脆さや素直になれない強さを抱えて生きる彼女の姿に強く共感しました。
そんな彼女を演じられることを、とても楽しみにしていました。
“オトナ”とは何か、人と関わり合うことの愉しさと難しさ。
やさしい空気感の中で、そのテーマが描かれています。
ぜひ、ゆっくりと味わうようにご覧いただけたら嬉しいです。
瀬田なつき監督コメント
渡辺ペコさんの描く、唯一無二の世界を、素晴らしいキャスト・スタッフとともに映像化できたこと、とても幸運に思います。ありがとうございます。
ワクワクしながら、ヒリヒリして、くすくすしながら、ゾクっとして─、言葉にできない混沌複雑な感情たちが、役者たちとともに、連なり重なり、画面のすみずみまで満ちています。見るたびにさまざまな発見のある、ちょっとお腹がすくドラマになっていると思います。
ドラマ「にこたま」
配信情報
FOD / Prime Video:2025年12月26日(金)20:00~第1・2話配信(以降毎週金曜日20:00~最新話配信)
スタッフ
原作:
脚本:
企画協力:ワタナベエンターテインメント
プロデュース:鹿内植、加藤康介(ワタナベエンターテインメント)、櫻井雄一(ソケット)
プロデューサー:岡美鶴(ソケット)、岸根明
監督:
制作プロダクション:ソケット
制作著作:フジテレビ

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