押井監督は「気がついたら30年経っていました。映画、ビデオ、DVDなどメディアを変えてなおこの作品が 愛され続けているのは原作の持つ力と、応援してくれる皆さんのおかげだと思います」と、原作を讃えながら作品ファンに向けた感謝のコメントを寄せた。YOSHIROTTENによる30周年記念ロゴは“電脳と生命のあいだ”という「攻殻機動隊」の根源的テーマを、デジタルのノイズと有機的な揺らぎで再構築したデザイン。このロゴは、期間限定にて「攻殻機動隊」グローバルサイトや、今後展開される30周年関連プロジェクトに共通シンボルとして使用される。また近日中にムービングロゴの公開も予定。
「攻殻機動隊」公式YouTubeチャンネルの新コンテンツは複数を用意。押井監督へ“30の質問”を投げかける特別インタビュー企画「押井監督に30の質問聞いてみた」への質問は、本日より「攻殻機動隊」公式SNSで募集を開始している。そのほか、これまで作品に触れたことのない人へ向けた入門企画「はじめての攻殻機動隊」も近日公開予定。玉川砂記子演じるタチコマが解説を行う内容になっている。さらに、新規キャラクターPVシリーズの第1弾「草薙素子ver.」も近日公開予定。今後、各キャラクターのPVも公開されていく予定だ。
押井守(監督)コメント
気がついたら30年経っていました。
映画、ビデオ、DVDなどメディアを変えてなおこの作品が愛され続けているのは原作の持つ力と、応援してくれる皆さんのおかげだと思います。
YOSHIROTTENコメント
1995年に公開された映画『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』から30年。
そして、この映画の舞台である2029年までもう目前となった今、
私たちの前に現れるこの作品は、もはや“昔のSFアニメ“ではない。
時代とともに、私たち自身がその世界へと近づいてきた──
そんな奇妙な感覚を呼び起こす作品だ。
来たるとされていたAIの時代を、私たちはいま体感し始めている。
目の前の街は、現実なのか。
それとも、ホログラムに映る情報世界なのか。
光の点滅によって姿を現し、
やがて光学迷彩のように闇へと溶けていく──
そんなイメージから、このロゴデザインは生まれた。
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ティグレ @Masked_Tigre
「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」30周年、押井守コメントやYouTube新コンテンツ発表 - コミックナタリー
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