「ムジナとミサキ」の舞台は、ニンゲン族やムジナ族といった異種族が共生する田舎町。町にほど近い山中で、行方不明になっていた女子中学生の遺体が見つかる。腐敗はあまり進んでいないものの、野生動物によるものか、内臓が食い荒らされており……。ところ変わって、多くのニンゲンたちが学ぶ中学校に、山育ちのムジナ族・ハナが入学してくる。ニンゲンの文明に憧れていたハナは入学初日、ニンゲンたちと学校に通えることに涙が出るほど感動していた。すると隣の席からニンゲンの女の子が話しかけてきて、不意に耳を撫でられる。いきなりのことに驚き騒ぐハナだったが、周囲にはその女の子、百合川ミサキの姿が見えていないらしい。ミサキはすでに亡くなっており、ハナに見えていたのは彼女の幽霊だった。友達がほしいムジナ族のハナと、成仏できずに現世をさまよう幽霊・ミサキを軸とした異種族の交流譚が描かれる。
同作はアワーズGH(少年画報社)で連載中。本日発売の最新10月号では、表紙と巻頭カラーを飾っている。
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アワーズGH編集部(毎月16日発売) @Myoungking
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