やったな、秋田書店！「刃牙博ッッ!!」えなこ、棚橋弘至、ケビンスの“刃牙”愛あふれる

2025年6月13日 18:36 367 6 コミックナタリー編集部

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板垣恵介「刃牙」シリーズの原画展「刃牙博ッッ!!」が、本日6月13日に東京・SHIBUYA TSUTAYA地下1階のSHIBUYA IP SQUARE SIPS Bで開幕した。

「刃牙博ッッ!!」のオープニングセレモニーより。左から仁木恭平（ケビンス）、えなこ、棚橋弘至、山口コンボイ（ケビンス）

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“あの男”になり切れる顔ハメパネル

“あの男”になり切れる顔ハメパネルを体験する棚橋弘至［拡大］

場内には作中に登場する名シーンの生原稿を展示。これまでに開催された展覧会を経て、新たに展示される原稿も登場した。また「グラップラー刃牙」第1話にて「ほう炭酸抜きコーラですか…」「たいしたものですね」と発する“あの男”になり切れる顔ハメパネルや、武蔵のエア斬撃をイメージした撮影可能アイテムも並んだ。さらに範馬刃牙と範馬勇次郎の新たな等身大の立像が設置されているほか、刃牙と勇次郎の食卓を再現したフォトスポットも用意されている。

「刃牙博ッッ!!」の様子［拡大］

また入場者には全5種の「格闘技観戦チケット風デザイン」をランダムで1枚配布。物販会場では税込3000円分購入するごとに1枚、全10種のクリアカードが進呈される。

花田に憧れた棚橋

棚橋弘至［拡大］

さらに本日は開幕に先立ち、オープニングセレモニーを開催。「刃牙」シリーズのファンであるえなこ、棚橋弘至、そしてMCとして芸人のケビンスが登壇した。週刊少年チャンピオン（秋田書店）を読んでいたときに「グラップラー刃牙」に出会い、単行本も買うようになったという棚橋は「花田が300kgのバーベルスクワットを鼻血を出しながら上げるシーンを見て『すげえ!!』と思って。僕は大学4年生のときに200kgのバーベルスクワットを上げました」とエピソードを披露する。

好きなキャラクターは花山薫だというえなこ［拡大］

2023年に「刃牙」とのコラボムック本「えなこ×刃牙えなこ道」を発表したこともあるえなこ。「マンガのコマとかがネットミームで話題になっているけど、実際に読んだことないなと思って読み始めたのがきっかけ。それまでも今も、格闘技にはあんまり詳しくないんですが、わからなくても『刃牙』は面白くて。すごくハマっちゃいましたね」と振り返る。

“大好きなシーン”であるという、範馬勇次郎がテレビを観ている姿を再現する山口コンボイ。原画も展示されていたことを喜んでいた［拡大］

「刃牙」を“勉強中”だというケビンスの山口コンボイは「小さいときに4つ上のお兄ちゃんがお年玉で『グラップラー刃牙』を大人買いしてくれたんです。お兄ちゃんが『強くなりたければ、読め！』と言うので、それが出会いです」と語る。一方、「刃牙」が大好きだという仁木恭平は、トーナメントの勝敗や内容も空で言えるくらいの大ファンであることを明かした。

えなこと棚橋の夢の刃牙コスプレコラボ？

えなこ［拡大］

棚橋弘至。今日の髪型は鎬紅葉に寄せてきたそう［拡大］

イベント内では「○○をするなら誰？」をテーマにトークを展開。「コスプレをするなら誰？」という質問に対し、「えなこ×刃牙えなこ道」でもキャラクターをイメージしたコスプレ姿を披露したことのあるえなこは女性キャラクターのマリアを挙げる。えなこは「ムック本の中でビスケット・オリバっぽいコスプレをして、タキシードを破ったことがあって。そのシーンもやったことがあるので、1人2役じゃないですけど、マリアも挑戦してみたいなと思いました」と笑顔を見せた。すると棚橋は「じゃあ僕がオリバになって持ち上げますよ」と反応し、えなこは「えー！やってほしい!!」、ケビンスの2人も「夢のコラボ！」「見てみたい！」と興奮した様子。続けて棚橋は「コスプレをするなら誰？」という問いに「鎬紅葉」と回答し、「今日は髪型も鎬紅葉に寄せてきた」と微笑んだ。

複製原稿をゲットし、コンボイ「最高!!」と満面の笑み

「最もつらそうなトレーニングのシーン」を再現する棚橋弘至（右）［拡大］

棚橋弘至がなんのシーンを再現しているか頭を悩ませる山口コンボイ（左）とえなこ（右）［拡大］

そのほかイベント内では「○○と言えば？ポーズ」といったクイズコーナーを展開。出題者が「○○と言えば？」というポーズを披露し、回答者はそのポーズからなんのシーンを再現しているか当てるというものだ。“刃牙勉強中”のコンボイには「コンボイチャレンジ」が設けられ、えなこと棚橋の前に一度だけ回答権を持ち、正解すれば「刃牙博ッッ!!」のグッズである複製原稿がプレゼントされる。そんな中、最初に出されたお題は「最もつらそうなトレーニングのシーンと言えば？」。出題者の棚橋はステージ上に寝そべり、えなことコンボイを困惑させる。悩みながらもコンボイは「試合で金的を食らった翌日の棚橋さん」と回答し、これはさすがに不正解。続くえなこはヒントをもらいながらも、「骨延長手術を行ったジャック・ハンマー」と、正解にたどり着いた。

会場内で販売されているグッズのTシャツを着用した仁木恭平（左）と山口コンボイ（右）［拡大］

「最も絶望を感じたシーンと言えば？」というお題で、棚橋と同様にステージ上に寝転び、そして立ち上がると手を振り回しながら駆け出すという、2つのシーンを再現してみせたえなこ。その場面が「烈海王がピクルに足を食べられたシーン」であることを見事に当てたコンボイは、グッズの複製原稿をゲットし「公私混同してすみません、最高!!」と満面の笑みを浮かべた。

えなこ「やったな！秋田書店！」

左からえなこ、棚橋弘至［拡大］

その後フォトセッションの時間では、会場内に用意された食卓にえなこと棚橋が腰を下ろし、刃牙と勇次郎の親子水入らずのシーンを再現。また今回の展覧会の見どころとして、棚橋は「原画を見ることによって、マンガを読んでいた当時の自分の記憶を引っ張ってこれるのも面白いし、（等身大の立像の）勇次郎と“勝負”をしてみるのも面白いと思います」と語る。えなこは「顔ハメパネルがあったり、渋川（剛気）先生と握手ができるところもあったり。あとは白いトゲトゲがあって、『なんだろう？』と思ったら武蔵に斬られるのを体験できる場所もあって（笑）。本当に『やったな、秋田書店！』みたいなギミックがたくさんあるので、歩いて見ても、体験しても面白いと思います」とアピールした。なお「刃牙博ッッ!!」は7月1日まで開催中。

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