「神仙桃娘 宮廷の贄」は白虎宮の白太子と、彼のもとに“番”として召されることになった“神仙桃娘”の少女を軸にした中華風ファンタジー。舞台となる瑞(ルイ)帝国では、宮城の離れに位置する4つの宮の皇子それぞれが、成人すると同時に太子として、神仙桃娘の番を迎える決まりになっていた。天に選ばれ、桃を食べて育ったという、並外れた美貌を持つ“桃娘”たちは、その血、肉、存在すべてが太子に力と天恵を与える。裏を返せば、彼女たちはまさしくこの国の栄華の犠牲者でもあった。そんな中、白虎宮の白太子・子晶(ズーヂン)のもとに召され“白桃娘”となった扎熱(ザラ)は、天命を果たすために早々に初夜を迎えたいと願うが、彼女の心とは裏腹に、白太子はなかなか手を出してくれず……。同作はASUKA(KADOKAWA)で連載中。
なお本日、上地の短編集「ハデスさまの春めく蜜月」も同時発売に。過去作「ハデスさまの無慈悲な婚姻」の本編後の2人を描いた最新描き下ろし読み切りに加え、過去の読み切り、設定資料、「オリオンは月下に眠る」「送り香」といった初期の短編などが収録された。
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