家族を亡くした少年たちが異形の謎を追う、ひと夏のサスペンス「地球のこども」1巻

本田すし「地球のこども」1巻が、本日4月9日に発売された。

ある日、男女2人が電車に轢かれて死んだ。場所も年齢も性別もバラバラだが、どちらも頭部を潰すように死んでいた、という奇妙な共通点があった。この事件で兄の悟を失った高校生・誠は、同じく母の美代子を失った少年・星一と出会う。星一はこの怪死事件には「未知の生命体」が関わっており、兄と母は死ぬように仕向けられたのではないかと言う。誠が他人の感情や思考がランダムに文字化されて視えるという特殊な力を持っていることを知っていた星一は、自分たちの家族の死の真相を一緒につきとめないかと誘ってきたのだ。自分の能力に限界を感じていた誠は、一度は星一の誘いを断るが、悟の残したあるものを発見し……。2人は怪死事件の真相と異形の陰謀に挑む。同作はマガジンポケットで連載中。