「さくらももこ展」東京会場の展示構成を公開、関東初公開のカラー原画も登場

「さくらももこ展」東京会場の展示構成などが公開された。

10月5日から2025年1月5日まで東京・森アーツセンターギャラリーで開催される「さくらももこ展」。2022年7月に香川・高松市美術館から始まり、全国を巡回した同展が東京で開催されるのは今回が初めてだ。会場では、関東初公開のものを含むカラー原画や直筆原稿が、約300点というこれまでにないボリュームで展示される。また、10月5日から11月20日までの前期、11月21日から2025年1月5日までの後期と会期を分けて、一部のカラー原画が入れ替わる。

会場では7つの章に分けて作品を展示。序章「さくらももこができるまで」では、さくらももこのマンガ家デビューまでの期間を、少女時代の私物や卒業文集、絵日記などの展示を通して振り返る。「ちびまる子ちゃん」にスポットを当て100点以上の原画を楽しめる第1章、出産を経験し、子どもと過ごす時間を大切にしたいという思いを抱えていた日々の中で生まれた作品を展示する第3章など、章ごとのテーマもさまざま。そして、まる子とコジコジの冒険を描いた「まるコジ」の名場面と、39点のイラストが展示を締めくくる終章と、マンガ家、エッセイスト、作詞家、脚本家といくつもの顔を持つさくらの魅力に多数の展示で迫っていく。

また東京会場の開催を記念して、森アーツセンターギャラリー公式Xアカウントにてキャンペーンが開催される。第1弾キャンペーンでは、さくらももこ作品との最初の出会いや思い出のエピソード「マイ・ファーストももこ」を募集。森アーツセンターギャラリー公式Xアカウントをフォローし、ハッシュタグ「#さくらももこ展東京会場X投稿キャンペーン」を付けてエピソードを投稿した人の中から抽選で15組30人を東京会場に招待する。応募の締切は8月4日23時59分まで。