TVアニメ「
「川越ボーイズ・シング」は2023年に放送されたオリジナルTVアニメ。ひょんなことからボーイズ・クワイア部を立ち上げることになった元天才指揮者・響春男と、部に集められた男子生徒たちが、音楽を通じて成長していくさまを描く。「舞台『川越ボーイズ・シング』-喝采のクワイア-」ではアニメをベースにオリジナル要素も交えながら、春男の視点で物語を展開。約2時間20分の上演時間のうち、前半では川越学園ボーイズ・クワイア部の部員10人が集まるまでがテンポよく描かれ、後半ではコンクールに挑む中で、それぞれの部員が自身の抱える悩みやコンプレックスと向き合っていく。
舞台での見どころはなんといっても、アニメに登場した劇中歌の数々をキャストが生で歌唱する場面。事前にミュージックビデオが公開されていた「LA LA LA」をはじめ、「On the Set」や「いつかのアイムソーリー」まで、20曲近くが披露された。いくつかの楽曲はピアニスト・細貝柊による生演奏も加わり、YUKI KANESAKAらが手がけたこだわりの楽曲を贅沢に堪能できる。
染谷演じる春男はマイペースで高慢ながら、華やかで気品たっぷり。春男の視点から物語が展開されることで、改めて春男の抱く部員への思いも掘り下げられる。演じるうえでこだわったのはもちろん指揮のシーンとのこと。囲み取材では「初めての経験だったのでたくさん教えていただき、今もなお、がんばっているところです」と語った。また先生という役柄から生徒たちの姿をどう感じていたかと問われると、「僕、学校の先生を目指していた時期があって、大学で教職(課程)を取っていたんです」と明かし、生徒役のキャスト陣からも「ええー!」と驚きの声が上がる。「学校の先生を演じてみたいなと思っていて、今回夢が叶って。みんなががんばっている姿を見ると泣きそうになっちゃう。きっとお客さんもぐっとくる」と太鼓判を押した。
内気だが音楽への思いは人一倍持つ出井天使を演じる今牧は「メインは歌ですが、だんぼっちくんの成長物語でもある。シャイボーイからどう変わっていくかを観ていただけたら」と話す。変わり者のITをキレのいい動きで魅せた小橋快人役の
またキャラクターだけではなく、役者自身も今作を通して成長したと口にするキャスト陣。矢沢ひろし役の
茨戸静男役の
男子高校生の青春群像劇ということで、稽古の現場もさながら男子校のようなノリだったそう。日向進役の磯野亨は「男子高校生に戻ったような感覚で稽古していたので、ありのままの僕たちの雰囲気をお届けできれば」と意気込む。双子の役ということで、磯野と息ぴったりの演技を見せた日向行役の
だんぼっちの幼なじみであり、圧倒的な実力を持つ浦和學習院ボーイズ・クワイア部を率いる森村充。森村を演じる
「舞台『川越ボーイズ・シング』-喝采のクワイア-」は6月22日から30日まで東京・シアターHで上演される。チケットはローソンチケットで販売中だ。
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「舞台『川越ボーイズ・シング』-喝采のクワイア-」
会場:東京都 シアターH
料金:11000円
日時
2024年6月22日(土)昼の部 13:00、夜の部 18:00
2024年6月23日(日)昼の部 13:00、夜の部 18:00
2024年6月25日(火)夜の部 18:00
2024年6月26日(水)昼の部 13:00、夜の部 18:00
2024年6月27日(木)昼の部 13:00
2024年6月28日(金)昼の部 13:00、夜の部 18:00
2024年6月29日(土)昼の部 12:00、夜の部 17:00
2024年6月30日(日)昼の部 11:30、夜の部 16:30
スタッフ
原作:「
演出:
脚本:綾奈ゆにこ
舞台メインテーマ曲:YUKI KANESAKA
キャスト
響春男:
出井天使:
矢沢ひろし:
白鳥修治:
小橋快人:
茨戸静男:
足立 尽:手島章斗
日向行:
日向進:磯野亨
葉加瀬友:高梨怜
鈴木カーティス:ジョエル・ショウヘイ
森村充:
クワイアーズ:喜久田大和、小山麗也、竹本太朗、成海亮、細川陽平、米澤賢人
ピアノ:細貝柊
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舞台「川越ボーイズ・シング」開幕、躍動感たっぷりのクワイアが彩る青春群像劇 - コミックナタリー
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