「子どもが欲しいかわかりません」の主人公・青木カナコは、フリーランスでライターや編集の仕事をしている37歳の既婚女性。夫は優しい性格だが、子作りに関して「カナコがいいと思えるタイミングに合わせるよ」などと言われてもカナコは「今ならいい!ってタイミングなんて…なくね!?」と考え込んでしまう。積み上げてきた仕事のキャリアがなくなってしまうのではないか、自分でお金を稼げなくなるのは不自由ではないかと社会から切り離される不安や、妊娠・出産の痛みへの恐怖を抱え、そもそも自分は子供が欲しいのかもわからないカナコ。そんな彼女が同世代の友人たちの考えや生き方に触れながら右往左往し、疑問の答え探す。
同作はレタスクラブ(KADOKAWA)のWebサイトで連載されていた作品を書籍化したもの。単行本には大幅な描き下ろしが加えられ、巻末には「往生際の意味を知れ!」「サターンリターン」「花のズボラ飯」などを手がけた小学館の編集者・金城小百合による解説も収録されている。
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「子どもが欲しいかわかりません」いつか産むものと思ってた、けど…大町テラス新刊(試し読みあり)
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