劇場アニメ「数分間のエールを」リリックビデオ企画、第1弾はをんたまディレクション

オリジナル劇場アニメ「数分間のエールを」のメインキャラクターの一人である織重夕のリリックビデオ企画が始動。第1弾として楽曲「ある呪文」のリリックビデオが公開された。

「数分間のエールを」は、MV制作に没頭する男子高校生・朝屋彼方と音楽の道を諦めた女性教師・織重夕の出会いから始まる青春群像劇。今回の企画では、高校時代から楽曲制作やギターに没頭し、大学卒業間際までに100の楽曲を制作するも芽が出ず音楽の道を断念した織重夕がアーティストとして発表したリリックビデオとして動画が公開されていく。

「ある呪文」のリリックビデオでディレクションを担当したのは、YOASOBI「好きだ」や、夕の歌唱アーティストである菅原圭の「熱帯夜」「キラッテラッテ」といった楽曲でMV制作に携わるをんたま。イラストとアニメーションは1/35少年が担当した。リリックビデオでは菅原の歌唱とともに、愛らしいタッチで描かれた少女が、ギターを弾いたりぼーっとしたりと部屋から一歩も外に出ない1日を過ごす様子が映し出される。

「数分間のエールを」は初夏公開。「ラブライブ！」「宇宙よりも遠い場所」などを手がけてきた花田十輝が脚本を担当し、ヨルシカのMVなどを制作してきた映像クリエイターチーム・Hurray!が映像統括として、監督・アートディレクターなどを務める。朝屋彼方役に花江夏樹、織重夕役に伊瀬茉莉也が名を連ねている。

映画「数分間のエールを」織重夕 feat. 菅原圭「ある呪文」リリックビデオ