藤原ここあ「かつて魔法少女と悪は敵対していた。」TVアニメ化、制作はボンズ

藤原ここあ「かつて魔法少女と悪は敵対していた。」のTVアニメ化が決定。ボンズがアニメーション制作を担当する。

「かつて魔法少女と悪は敵対していた。」は2013年から2015年までガンガンJOKER（スクウェア・エニックス）で連載されていたロマンチックコメディ。世界を滅ぼさんとしている悪の参謀・ミラが、世界を守るために戦う魔法少女・白夜（びゃくや）に一目ぼれしてしまったことから、物語が展開していく。2015年に藤原が亡くなったことで原作は絶筆となっており、単行本は3巻まで発売された。TVアニメ化発表と併せて、特報映像も公開された。

メインスタッフ情報も公開。「海辺のエトランゼ」の大橋明代が監督、「ギヴン」「アイドルマスター SideM」の綾奈ゆにこがシリーズ構成と脚本を担当し、藤原による「妖狐×僕SS」がアニメ化された際にキャラクターデザインを担当した飯塚晴子が今回も参加する。音楽は「王様ランキング」のMAYUKOが担当。大橋、綾奈、飯塚、MAYUKOのコメントは以下に掲載した。

TVアニメ「かつて魔法少女と悪は敵対していた。」特報

大橋明代（監督）コメント

ここあ先生の描く楽しくて可笑しみのある物語の中にふと見え隠れする、胸がぎゅっとなる一瞬をしっかりつかまえて映像に出来ればと思っています。頼もしい制作陣と素晴らしいスタッフ、キャストの皆さまに支えていただき、大切に制作してまいりますので、「まほあく」の愛すべき面々の楽しい日々をお届けできます日まで、ここあ先生の原作を読んでお待ちいただけましたら幸いです。

綾奈ゆにこ（シリーズ構成・脚本）コメント

魔法少女と悪の参謀。本来ならば敵同士だが、白夜とミラの場合は──？
二人の関係にそわそわし、大橋明代監督の素晴らしいお仕事に、うっとりする日々です。
まほあく＆藤原ここあ先生のファンの方、そして、これから出会う方にも、本作で素敵な時間を過ごしていただけますように。

飯塚晴子（キャラクターデザイン）コメント

いぬぼくのアニメから約10年。再び藤原ここあ先生の作品に携わることになるとは思ってもみませんでした。
今なお色褪せない藤原先生の世界を大橋さんと綾奈さんとボンズの皆さんとで作っていきます。面白い布陣です。これだけでも楽しみだと思いませんか？ご期待いただけたらと思います！

MAYUKO（音楽）コメント

原作コミックスを読んだあと「なんて…なんてかわいい2人なんだ！」と
自分の心のメガネがパリーンと割れたような気持ちになりました。
劇伴音楽を作るにあたり、参謀さんのお名前「ミラ」はとても重要な要素となりました。
私なりの遊び心も十分に堪能していただけたらと思います。
まほあくの世界をスイートな音楽と共にどうぞお楽しみください。