「お別れホスピタル」は、療養病棟を舞台とした人間ドラマ。余命数カ月と判断される人や、病状に加え認知症などで日常生活が困難な人がたどり着く病棟で、看護師の辺見歩は患者の日々が最善であるよう努める。 辺見や医師らが患者の苦痛を取り除くだけでなく、その人らしい 「限りある生のかたち」を求めて奮闘する姿を描く。原作の単行本は10巻まで小学館より刊行されている。
沖田はドラマ化が決定したときのことを、うれしさと同時に終末期という難しいテ ーマの映像化に驚きを隠せなかったという。ドラマについては「果たして孤独の死で終わるのか? 慌ただしくも静かな終末期の日常を、ドラマを通して何か感じて頂けたら幸いです」とメッセージを送った。
主人公・辺見は
沖田×華コメント
「お別れホスピタル」のドラマ化が決まった時、嬉しさと同時に終末期(ターミナル)という難しいテーマを映像化することに驚きを隠せませんでした。高齢者の7割以上が認知症を含む様々な病気を持つ現在、一人死を待つだけの患者達が最後に関わることの出来る身近な人間――それは療養病棟の看護師ではないかと思うのです。果たして孤独の死で終わるのか? 慌ただしくも静かな終末期の日常を、ドラマを通して何か感じて頂けたら幸いです。
岸井ゆきの(辺見歩役)コメント
「お別れホスピタル」辺見歩役の岸井ゆきのです。
ここ最近は、どう生きて、どう死んでいくのか、生物としての人間の変化を受け入れるのか、あるいは見て見ぬふりをするのか。いくつかの作品を通して考えていました。
そして今回、最期まで最善を尽くし、その人生を見届ける役をいただいたことは自分にとってとても大きなことだと思っています。計り知れない“生き切る”ということを、物語を通して感じたいです。
松山ケンイチ(広野誠二役)コメント
今回演出の柴田さんと「平清盛」以来またご一緒できる事とても嬉しく思います。岸井さんも何度かやらせて頂いてますが、また一緒に演技させていただける事、とても楽しみにしています。生と死は誰もが必ず向き合わなくてはいけないテーマだと思いますが、僕は生 も、死も、様々な作品を通してどちらも大事なモノだと考えています。死は避けるべきモノではなく、認めていくモノ。
このような38歳の僕の考えが、この作品を通してどんな変化が、生まれてくるのか。とても楽しみにしています。
土曜ドラマ「お別れホスピタル」
NHK総合:2024年2月3日(土)22:00~22:49 スタート(全4話)
原 作:
脚本:安達奈緒子
音楽:清水靖晃
制作統括:松川博敬、小松昌代
演出:柴田岳志、笠浦友愛
出演
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「お別れホスピタル」ドラマ化 看護師・辺見は岸井ゆきの、医師・広野は松山ケンイチ(コメントあり) - コミックナタリー https://t.co/FVnXIlKB91