イベントには江戸川コナン役の
ゲスト声優の沢村が演じるのは、物語の舞台となるインターポールの海洋施設「パシフィック・ブイ」の局長・牧野洋輔。アニメのアフレコは14年ぶりでかなり緊張したという沢村に、高山は「(牧野洋輔は)緊張感と焦燥感の中にいるキャラクターだったから、その緊張ぶりがピッタシ。ご自身とキャラクターのテンションがリンクしてました」と声をかける。
灰原がフィーチャーされる今回の物語について、林原は「台本を読んだ瞬間に号泣でした。冷静になって思ったのは、哀ちゃんが泣いてるんじゃなく、私が泣いてるんだなと。哀ちゃんは(劇中で)みんなががんばってくれていることを知らない。いつ死んでもいいと言っていた彼女が、これだけの人に愛されるようになって、そして生きるということに対して決意を持っているということに私は泣いたんだなと思いました」と述べる。
山崎は蘭について「最近の劇場版ではアクションシーンが少なくてムズムズしてたんですけど、今回は地に足の付いた戦いぶりをしてくれていてうれしかったです。だんだん蘭が野生的、野生を通り越して野獣のようになってる(笑)」とコメント。小山力也は小五郎について「今年はあっ!と驚く登場の仕方をします」と期待を煽るが、「そうだっけ?」「いやいや」と周りのキャストは即座に否定。それでも構わず小五郎の活躍ぶりを必死に伝えようとする小山力也だが、最終的には高山に「眠らせといていいですか?」と言われてしまった。
「今回はあんなことやこんなことが……」と見どころをアピールする立木に、「全然わかんないよ」と突っ込んでいた堀。そんな堀は「哀ちゃんがかわいい」と意外な言葉で会場を沸かす。堀は「ジンが黒ずくめの組織の人間以外で名前を呼ぶのはほとんどシェリーだけ。だからどうしても、林原さんのやっているキャラに目がいっちゃう。『林原さん、いいね』なんて何気なしに言ったら、そのまんま記事になっちゃったりもして困ってるんです(笑)」と話し、林原は困惑しながらも感謝する。
小山茉美は「『コナン』のTVシリーズにベルモットが初めて出たのは23年前で、それから出番は数年に1度あるかないか。ずっと秘密めいてるので、いまだに(どんなキャラクターか)よくわかってないんです」とコメント。今回の台本もわけがわからなかったと言うと、堀から「わかってなくてあの芝居できるのがすごいよ」とフォローされる。小山茉美は「とある『ONE PIECE』という現場でバーボンさん(古谷)に偶然お目にかかりまして、『これはこういう意味なの?』『これはどういう目的でやってるの?』と確認作業を行いました」と明かした。
さまざまな顔を持つ降谷零だが、今作にはバーボンの立ち回りで登場。古谷は「バーボンとして黒ずくめの組織と話すときと、公安警察の捜査官・降谷零としてコナンくんに接するときの違いを見てほしい」と呼びかける。また池田からは、元恋人である宮野明美の妹・灰原哀に対し「あなたのことも守りますよ」というカッコいい言葉も。すると林原は「きゃー!」と照れて舞台袖近くまで走って行った。
ネタバレしそうと終始心配していた沢村は「犯人を知ってても大丈夫なぐらい面白い!」と自信満々。最後に高山は「いろんな意味で、とても苦しくなるストーリーです。舞台が海なので、皆さんにはコナンの海で溺れていただきたいと思います。でも、息を吸うのを忘れないでね。号泣ポイントもたくさんありますので、ハンカチを膝の上に置いていただけたら」と呼びかけた。
劇場版「名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)」
2023年4月14日(金)全国公開
原作:
監督:立川譲
脚本:櫻井武晴
音楽:菅野祐悟
声の出演:
製作:小学館、読売テレビ、日本テレビ、ShoPro、東宝、トムス・エンタテインメント
配給:東宝
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