「魔実子さんが許さない」は“許さない”女・魔実子さんが気まぐれに迷える魂を救い、人に害なす存在を葬るアンチヒロイン作品。妻を殺してしまった男のもとに奥さんの霊が“おむかえ”にきて、それを見ていた少年は「ご主人の事許してくれたのかな」と呟く。しかし魔実子さんは「男はあやまれば何でも許してもらえると思ってるらしいが女は許さないよ」と、そんな都合のいい考えが許されないことを少年に諭す。児童虐待、通り魔、イジメ、殺人、自殺など、さまざまな社会の闇を魔実子さんがあぶり出す、12編の物語が単行本には収録されている。
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神や悪魔が許しても彼女は決して許さない、高橋葉介「魔実子さんが許さない」発売 https://t.co/mn4KtEUeJF