尾田栄一郎が第18回渡辺晋賞を受賞、「更なる巨大な“ひま潰し”の製作を目指したい」

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「ONE PIECE」の尾田栄一郎が、第18回渡辺晋賞を受賞した。

尾田栄一郎のコメント。

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尾田栄一郎

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渡辺晋賞はエンターテインメント業界における新しい感性のプロデューサーを顕彰し、大衆文化のさらなる発展向上を目的とするプロデューサー賞として、渡辺プロダクション創業50周年を機に2006年に創設されたもの。映画「ONE PIECE FILM RED」の総合プロデューサーを務めた尾田は、観客動員1427万人、興行収入197億円、さらには2022年度国内興行成績1位、国内の映画興行収入ランキング歴代8位という結果に導いたことから今回の受賞に至った。ヒットシリーズの作家としてのみならず、映画の企画・製作・宣伝を総合プロデュースした姿勢および実行力が高く評価されている。

第18回渡辺晋賞の盾。

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右から2人目が週刊少年ジャンプ編集長の中野博之氏。

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受賞に寄せて尾田からは直筆のコメントが到着。「錚々たる名前の並ぶ栄えある賞をいただき、光栄かつ、恐縮です。25年前に小さな部屋で、一枚の紙から始めたONE PIECEという1つの作品が、一体どこまで人を楽しませられるのか。25年目に発表した映画『RED』も、全てを見てきた自分としては、今、でき得る全力の挑戦と過去の様々な要因、人因の抱合だったと感じています」と語り、「賞に甘んじる事なく、更なる巨大な“ひま潰し”の製作を目指したいと思います」と展望を述べた。なお去る3月2日に行われた授賞式には週刊少年ジャンプ編集長の中野博之氏が出席した。

尾田栄一郎コメント

錚々たる名前の並ぶ栄えある賞をいただき、光栄かつ、恐縮です。
25年前に小さな部屋で、一枚の紙から始めたONE PIECEという1つの作品が、一体どこまで人を楽しませられるのか。25年目に発表した映画「RED」も、全てを見てきた自分としては、今、でき得る全力の挑戦と過去の様々な要因、人因の抱合だったと感じています。
だったら、エンターテイメントも先人達の功績の先に出来る事があるのでしょう。
賞に甘んじる事なく、更なる巨大な“ひま潰し”の製作を目指したいと思います。
今回、一漫画家をプロデューサーという角度から認めてくださった事を、とても嬉しく思います。
この賞に関わる全ての皆様と、OP(ワンピース)を支えてくださっている全ての皆様に深く感謝致します。
ありがとうございます!!

Eiichiro Oda

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