銀色が忌み嫌われる国で、銀の魔法使いに出会った少女の物語「銀の麦畑」Gファンで開幕

津沢イナによる新連載「銀の麦畑」が、本日2月17日発売の月刊Gファンタジー3月号（スクウェア・エニックス）でスタートした。

同作の舞台は魔法により豊かな土壌をもたらし、国を飢餓から救った“金の魔法使い”が存在する国。町で一番古いパン屋の娘・メイは、魔法使いを崇める収穫祭のパン職人大会で2位を獲得するも、父に激怒されてしまう。その理由は賞品として銀の麦のブローチを獲得したため。この国では銀の小麦を作り出したことにより国王を死に追いやった“銀の魔法使い”が存在すると伝承されており、人々にとって銀色は呪いの色だと認識されていた。父から怒鳴られ家を飛び出したメイだったが、迷い込んだ森の中で本物の銀の小麦を発見。手に入れようとして崖から落ちた彼女が目を覚ますと、銀の魔法使いが目の前にいて……。そのほか今号では付録としてあいだいろ「地縛少年花子くん」のブックカバーと、もち「四百四鬼」のB3ポスターが付属している。