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舞台挨拶冒頭では、「劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 冥き夕闇のスケルツォ」がTVシリーズと劇場版を含め100作目にあたることと、公式SNSのフォロワーが100万人を超えたこと、「ソードアート・オンライン」シリーズが今年で10周年を迎えることを記念し、松岡がくす玉を割ることに。当初松岡が「こういうのは勢いを付けると、(くす玉がスタンドから)スコーンッと取れちゃうから」と警戒したため、1回目は力が足りずに割れず、2回目で見事割ることに成功した。
公開初日の心境を問われると、戸松は「素直にうれしいです! すごくたくさんの方々に愛されている作品なので、公開できてホッとしていますし、間違いなく楽しんでいただける内容になっています!」と自信を見せる。松岡は「キャスト、スタッフ含め、『心血を注ぐ』という言葉が本当に似合うぐらい力を込めて作らせていただいた作品。これから観ていただけるということで感無量です」とコメント。井澤は「アルゴとしては今回からようやく、本格参戦します。きっと勇姿を観ていただけるはずです!」と語る。舞台挨拶に参加するのが初めてという藍井は、緊張した様子ながらも「私は試写会で拝見したんですが、こういう劇場で観られると、より迫力を感じられると思いますので、楽しみにしていてください」と観客に語りかけた。
上映前の舞台挨拶であるため、キャストたちはネタバレに配慮しつつ作中の注目ポイントをトーク。井澤は自身が演じるアルゴに注目してほしいと語り、「原作を読んでいたり、ゲームをプレイされている方はもうご存じだと思うんですが、アニメからアルゴを知ってくださった方はどんなキャラクターなのか分からないと思います。できたら、愛されるといいなと思っています」と期待を込める。戸松は「お察しの通り、劇場版と言えばアスナさんのお風呂。今回はどのような形でお風呂シーンが登場するのか楽しみにしていてください。すごくリテイクして、いろんなパターンを録らせていただきました」とコメント。松岡は自身の番になると、МCにかぶせるように「キバオウ」と答え観客を笑わせる。理由としては「ちょっと見方が変わると思います。『お、えっ、あ?』みたいな。あと前回やってしまったミトがどう関わってくるのかも観てほしいですね。あるシーンではグッと来ました」と観客の期待感を煽った。
МCから「ソードアート・オンライン」シリーズが10周年を迎えたことに対する気持ちを問われると、戸松は「あっという間でした。アニメ以外でもゲームなど何かしらの形でアスナを演じていまして。そういう作品って私にとっては『SAO』だけ。(劇中ゲームの)『ソードアート・オンライン』のサービス開始日の2022年11月6日をまもなく迎えられるのもうれしいですね。まだだいぶ先のことのように思っていましたが、応援してくださる方がたくさんいらっしゃるからこそ、今があるんだと思います」とファンの声援に感謝した。松岡は「1期のときに、スタッフさんと2022年まで10年間ありますが、(続けて)いけるんですかねって冗談交じりに言っていたんですが本当に10年経ちました。印象深いことはだいたい覚えているんですが、すごく短く感じます」と感慨深そうに述べた。
イベントでは映画のヒットを記念し、アインクラッド第5層のボスをイメージしただるまに、戸松が目を入れる場面も。最後に戸松は「すべてが見どころといっても過言じゃないので、楽しんでいただけると自信を持って言えます。あと、詳しくは言えないんですけど、最後まで気を抜かないで観てください」と含みを持たせる。松岡が「『嘘だろ……?』って感じだよね」と同意すると、戸松は「そう本当に! 最後の最後まで感情がジェットコースターのようになりながらご覧いただけると思います!」とコメントし、イベントを締めくくった。
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戸松遥「劇場版SAO」観客に「最後まで気を抜かないで観て」、第5層ボスのだるまも登場(イベントレポート) - コミックナタリー
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