かねてよりつづ井の大ファンだったという酒寄と田辺。過去に「絶対に好きなマンガ見つけたんだけど……」とお互いにオススメのマンガを紹介しあったところ、2人ともそれがつづ井の作品だったというエピソードを披露する。つづ井は田辺から「酒寄さんのぼる塾日記」のイラストで意識したことを質問され、「普段は自分と友人たちを描いてるので、ほかの方の似顔絵を描く機会がほぼなくって。ぼる塾の皆さんを描くとなって、絵柄をどうするのかは試行錯誤しました。でも『ぼる塾日記』から酒寄さんはほかの御三方をすごく愛らしく見てるんだろうなってことを感じたので、そこを表現できるようにがんばったつもりです」と回答。これを聞いた田辺と酒寄はうれしさで感極まり、「アンタ泣かないでよ!」「田辺さんまで泣きそう……」と目に涙を浮かべた。
メンバーであり友達同士でもあるぼる塾と、趣味の合う女友達と日々を楽しく過ごすつづ井。ここからは両者の共通点である“大人女子の友情”についてトークしていく。「友達と喧嘩はする?」というテーマでは、“推し”について解釈の不一致があったときどうするかという話題に。これに対し、あまり争いたくない派というつづ井が「お互いに察して、それ以降は触れないようにする。お互いの聖域が確実にあるので触れないっていう尊重の仕方をしますね」と言うと、同じく平和主義の田辺も「私もそっとしておきます。同じオタクだけど、お互い(の価値観)を押し付け合うのはまた違いますよね」と同調する。すると酒寄がぼる塾のメンバーを引き合いに出し、「逆にはるちゃん(きりやはるか)とあんりちゃんは幼なじみだからか、ガッツリ喧嘩して仲を深めるタイプだよね。最初、2人が目の前で喧嘩し出したときはものすごいびっくりして。でも田辺さんは2人の喧嘩を見慣れてたから、近くでシフォンケーキ食べてるの(笑)。だから田辺さんがシフォンケーキ食べられてるぐらいなら大丈夫なんだなって安心した」と語った。
また「女友達がいて救われた瞬間」というテーマでは、つづ井が「絵日記にもたまに描くんですけど、私はイベントごととかパーティーを企画して友人を誘うことが多くって。そんなときに快くノッてくれる人たちばかりで、『ああ、友人がいてよかったな、うれしいな』って思います。それとは別に、例えば1人で孤独に戦っているとき、人生と向き合っているときとかに、その場に友人はいなくても『私には大好きな友人がいる。いざとなったら頼れる』って思えることが心の救いになっているというか。本当に(友人として)いてくれてありがとうって思います」と答える。これに田辺は「ああ、わかります……!」と深く共感しながらも、つづ井の“パーティー”という言葉に引っかかった様子。「つづ井さんがマンガの中で“ちょっとしたパーティー”の話を描いてたじゃないですか。私と酒寄さんもその“ちょっとしたパーティー”にぶつかったことがあるんです。よく洋服とか買いに行ったときに『これ、ちょっとしたパーティーにいいですよ』って言われますけど、酒寄さんが『“ちょっとしたパーティー”って何?』って。それで、“ちょっとしたパーティー”のネタを昔作ったことがあるんです」と明かす。しかし漫才の中では“ちょっとしたパーティー”とは何かという結論までたどり着けなかったそうで、酒寄は「あれを読んだとき、『つづ井さんが“ちょっとしたパーティー”の答えを出してくれた……!』って思ったんです」と興奮気味に話した。
またトークイベントはYouTubeで生配信されていたため、視聴者の質問に答えるコーナーも。つづ井のマンガで好きなエピソードを聞かれると、田辺は「最近真似してるのがあって、お尻。お尻ってさ、育てたことある? 私、あの話を読んでハッ!として。顔だったり見えるところはみんなけっこう意識してるけど、お尻をケアするってないじゃない」と、つづ井が“何かを世話したい欲”を満たすため自分の尻をケアして育て上げたエピソードを挙げる。お尻をケアし始めてからお風呂が楽しくなったという田辺に、つづ井は「ある日突然お尻が応えてくれるので」とアドバイスを送った。
次は「酒寄さんが次に叶うとうれしいことは?」という質問が。酒寄が「いつかこのご時世が落ち着いたら、つづ井さんと田辺さんと3人でお茶したいなあって思ってて……」と遠慮がちに切り出すと、ほかの2人が「うわー!」「これは叶えたいねえ……!」とテンションを上げる。すると「えっ、私と酒寄さんにとっての“ちょっとしたパーティー”はこれじゃない!?」と気が付く田辺。田辺と酒寄は本日のトークイベントで、数年越しに“ちょっとしたパーティー”の答えに自ら辿りついた。
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【イベントレポート】つづ井、ぼる塾の酒寄&田辺といつかの“ちょっとしたパーティー”を約束
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