手塚による「ばるぼら」は小説家・美倉洋介がのんべえで自堕落な謎の女性・ばるぼらと出会い、破滅の道へと進んでいく物語で、1973年から1974年にかけて発表された。一方、「永井豪版ばるぼら」は2020年11月に公開された実写映画「ばるぼら」を記念して描かれたもの。画家やピアニストといった芸術家とばるぼらとの新たなストーリーが展開された。巻末には永井が手塚とのアメリカ旅行を語るコミックエッセイを収録。1980年に永井と手塚がアメリカ・サンディエゴにて映画「シャイニング」を鑑賞した思い出が18ページにわたって描かれた。
「永井豪版ばるぼら」と同時に、永井豪とダイナミックプロ「柳生裸真剣」の1巻も発売に。「柳生裸真剣」では徳川3代目将軍・家光の剣術指南役にして伝説の剣豪である柳生十兵衛が“もしも女だったら”というifの物語が繰り広げられた。同作は週刊ポスト(小学館)にて連載されている。
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永井豪が描く「ばるぼら」発売、手塚治虫とのアメリカ旅行綴ったエッセイも収録 https://t.co/dUmFZSqfm2